【御礼】WEBセミナー:第一波 地域で何が起きていたか?振り返りと今後に必要な地域の備え

2020/07/29 当院主催・WEBセミナーをYoutubeLiveで配信いたしました。

【WEBセミナー】COVID-19 @世田谷 第一波 地域で何が起きていたか?
振り返りと今後に必要な地域の備え
《セミナー内容》
1. 第一波 地域で何が起きていたか?(20分)
① 医療法人社団創福会 ふくろうクリニック等々力
理事長・院長 山口 潔 医師
② 深沢あんしんすこやセンター
管理者 石井 貴志 氏
③ ㈱さくらケア さくらケア駒沢
ケアマネジャー 日野 淳子 氏

2. 今後必要な地域の備え(座談会形式)(40分)
座長 遠矢純一郎 当院院長

今回も200名以上の方々にご視聴いただきました。誠にありがとうございました。
今後も地域や現場に即したを内容のWEBセミナーを開催して参りますので、もし情報をご希望の方はアンケート最後の質問でメールアドレスをご登録いただくか当院のFacebookのフォローをお願い致します。
https://www.facebook.com/sakuraurban/

医療・介護の現場では今後も手探りが続いていくと思われますが、地域での連携を強化しながら地域全体でよりよい体制を築いていきたいと思っています。引き続き宜しくお願いします。

桜新町アーバンクリニック 一同

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今回のWEBセミナーアンケート結果(2020/08/05時点)

図1

図2

 

  • 実際の現場でどの様なことが起きてどの様な対応をされているか、どんなことが問題として挙がっているか知ることができました。ありがとうございました。
  • それぞれの立場での、現場のお話、体験等をうかがうことが出来て、参考になった。実際に陽性者が出た際のシュミレーションやアドバイスがもっと欲しかった。
  • 報道で出てくる話しだけでなく、現場の苦悩を聴くことが出来ました。
  • もう少し具体的な対策について、議論して欲しかった。国や都が指針を出さないので、仕方ない面がありますが、どこに聞いても事業所の自助努力に任され右往左往する姿が目立ちました。
  • 『幸い陽性者が出なくて』で終わらせるのではなく、どこまで防護すべきか、発熱者にどのように対応すべきかなど、深掘りして話し合って欲しかった。 最後の世田谷区への提言の活動はとても参考になりました。 有難うございました。
  • コロナ流行が始まり、現場が混乱している中、有用な情報が少ないため、現場のリアルな状況を聞けて参考になった。他の職種でも問題も理解できて参考になった。
  • それぞれの方の実情がわかり、自分達の地域と共通する課題が参考になった
  • 介護事業所の職員に感染者が出るとおそらく2週間は閉鎖ということになります。他の事業所での代替えもなかなか難しくすぐにも介護崩壊になりそうです。
  • 主に東京、世田谷限定の話かな?と思った部分もあったのですが、いつどうなるか分からない危機感満載の昨今で、いろんな場面を想定しながら備えるための参考にさせていただくために、かなり有意義な時間となりました。 ありがとうございました。
  • クリニック、包括、居宅介護支援事業所のこれまでの経緯から対応など、リアルなお話が聞けて大変参考になりました。ありがとうございました。
  • ガイドラインのない状態で事業所独自の対応をとらざるをえない現状の困難さを感じた。
  • 実際にコロナ疑いにより、事業所よりサービス提供を断られたケースについて、具体的な対応のエピソードが聞けたら良かったです。ここへ来て介護従事者の罹患が増加し、事業所の休業に直面し利用者家族の介護力に頼らざるを得ない状況が続いています。
  • 感染拡大が進んでいますが、比較的穏やかな内容でかえって安心しました。
  • 仕事後お疲れのなか、ありがとうございました。感染者の方が増えてくるにともない、不安増もしますが、セミナー受けて、いずもかなと、感じました。
  • ワクチン・治療薬がない今、無症状期にも高い感染力があるCOVID19の性質を踏まえると、PCR検査が頻回に受けられる状況が作り出されなければ、結局何をどうしたら「絶対大丈夫」というのがないと思います。どうしたらよいのかわからないという困惑を抱えながら個々の現場で対応していく形に今後もなるのかと思いますが、今回のような場があって、現状を共有し合えることで、そうしたストレス状態がいくらか癒された思いでした。
  • 地元の医療現場の状況を知ることが出来ました。 が、医療介護ともに、家族の不安を解消できるような安心材料を専門職が持っていないとも感じました。 それほど、まだまだわからないコロナ対応だと感じます。 最近、高齢者の感染が増えてきているだけに、早々にガイドラインなり検査なりの具体的な話が出てきてくれることを望みます。
  • 気になっていた世田谷の状況がわかりました。
  • どの職種も悩みながらも、今できることを模索して働いているということを共有したことで、気持ちが少し楽になりました。物理的な距離をとることで孤独な気持ちになりがちだからこそ、こうした気持ちの共有の場が大事だと思いました。
  • 他の事業所で実際にどのような感染予防策を講じているのか、また感染疑いの事例についてどのように対応されたのか、具体的なお話を伺いたく存じました(弊社ではフローチャートを作成し、発熱等の状況に応じたPPEの選択・装着を行い、訪問しております)。
  • 第1波において、解決できたまたは目途が立ちつつあるものもある中で、要介護者、家族に感染疑いが発生した時の体制構築への課題、物品類の調達、地域における情報共有のありかたなど、今後解決すべき課題がいくつも残っていることが理解できました。
  • コロナの状況下の中、色々な対策を取られていたのがわかり今後に備えたいと思います。
  • 医師たちのコロナ対応が「地元住民」の視点になってきた感じがしました。また、スピード感も強く感じました。
  • 緊急事態宣言を受け自身は右往左往していましたが、各職種がどのように対応してきたのかが見えて参考になりました。今後、検査体制においては「世田谷モデル」なるものを構築していく動きになっていますが、これも医師会をはじめ地域の働きによるものと思っています。福祉事業者専用相談窓口の設置など、区へいろいろ提言していることも知ることができてタメになりました。また、情報が多すぎて・・・と言う山口先生の話を聞き「あ・・・医師も悩んでいるんだ」と思いました。このコロナの状況に対し福祉事業者やケアマネに対し、医師が何を望んでいるかも知りたいです。
  • 地域で事業者として実践されていらっしゃる今を短時間で共有できることに、オンラインの特性を活かした情報連携のメリットを感じました。私は紙おむつメーカーの営業企画をしておりますが、介護サービスを受けていらっしゃる方にとって、医療・介護の事業継続の面で、誰の何に誰とどうやって寄り添うことができるかのヒントをいただきました。皆さんのお困りごとに寄り添っていけますよう今後もどうぞよろしくお願いします。

【御礼】WEBセミナー:Withコロナ時代に求められる地域包括ケア ~これからの新しい日常を考える~

2020/06/15 当院主催・WEBセミナーをYoutubeLiveで配信いたしました。

Withコロナ時代に求められる地域包括ケア ~これからの新しい日常を考える~
《セミナー内容》
1. 第一波の振り返りと第二波への備え
遠矢純一郎 当院院長
2. 新型コロナ疾患の説明、地域での感染対策
勝又 聡彦 当院医師
3. 第一波での在宅医療事例、心構えと付き合い方
五味 一英 当院医師
4. 質疑

当日は約100名の方にライブ視聴していただき、翌日以降に録画は約300回閲覧いただいています。
もしご視聴ご希望の方は、下記の申込みフォームに氏名・勤務先・連絡先をご登録いただければ、セミナー録画をご視聴いただけるURLをご紹介いたしますのでお申し込みください。またご視聴後のアンケートにもご協力頂ますようお願い致します。
▶視聴お申込みはこちら

今後、地域や現場に即したを内容のWEBセミナーを開催して参りますので、もし情報をご希望の方はアンケート最後の質問でメールアドレスをご登録いただくか当院のFacebookのフォローをお願い致します。
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医療・介護の現場では今後も手探りが続いていくと思われますが、地域での連携を強化しながら地域全体でよりよい体制を築いていきたいと思っています。引き続き宜しくお願いします。

桜新町アーバンクリニック 一同

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今回のWEBセミナーアンケート結果(2020/06/23時点)

アンケート結果

 

  • 今後の不安に対する備えなど、今しないといけないことがわかり参考になりました。みんなで共有することで、わかることもたくさんあります。地域により高齢化率も違うので、地域での課題、備えが出来たら良いなと感じました。ありがとうございます。
  • 医療者側の訪問診療対応の変化と注意点、独居高齢者の心理的ストレスの理解が深まりました。
  • 個人的には参考にしたいと思ったが、会社の意向やリソースの問題、地域の意識に左右されてしまうので色々難しいと思った
  • 産業保健の視点で拝見しておりました。職員の皆さんが働き方を事業所として、どのような配慮や工夫があるのだろうかと興味を持ちました。きっと職員の皆さんの高い志があり、それを共有できる風土ができているのではないかと感じました。これからも発信してください。応援しております!
  • 医療者側の訪問診療対応の変化と注意点、独居高齢者の心理的ストレスの理解が深まりました。
  • COVID19感染拡大の中での在宅医療機関の状況がよくわかり大変勉強になりました。
  • 現時点での対策に加えて、第二波に向けてクリニックさんがどのような準備に取り組まれているのか、とても勉強になりました。製薬会社の立場としても、今回をきっかけに情報提供のあり方も変わっていくように思われます。どのようにお役に立てるのか、第二波に向けて更に熟考していきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
  • 実社会を見る現場のスタッフからの意見が、とても参考になりました。
  • 3人の先生から違う立場で解説や事例を発表して頂き、とても分かりやすかったです。
  • 老人ホームで常勤看護師をしています。貴重な勉強会に参加させていただき、ありがとうございました。体表接触があるかないかで、リスクが上がることが、意外と盲点でした。感染経路に接触感染があることは分かっていますが、ガウンが少ないこの時代に、体位交換をするスタッフにも再度周知し、手作りガウン(ゴミ袋)の改良が必要だなと思いました。第1波、第2波との境にある今が、再度意識を高めるチャンスだなと感じました。
  • 遠矢先生をはじめ、現場にいる先生たちからは、熱を感じました。以下に効いた・響いたキーワードを記します。「感染者情報を地域で共有する」「変わらないこと‥住み慣れた家で家族と共に穏やかに過ごしたい」「入院未満(看多機)の選択」「コロナ対応斑」
  • 地域の情報共有プラットフォームが欲しいと思いました
  • 今のクリニックでの取り組みがとても参考になりました。またこれから地域で情報共有していく大切さも伝わりました。
  • 現場の生のレポート実感しました ビッグデータやマスの NEWSはTVで飽和状態ですので
  • 第2波に備えてすぐに役立つ内容で、わかりやすかったですし集中して聞けました。ありがとうございました。
  • 丁寧にご説明頂きありがとうございました。資料など、非常に参考になるものも御座いましたので、PDF等でダウンロード可能な形にして頂ければ幸いです。4月初旬くらいに伺えていれば、更に役立った内容と思いました。
  • 医療職の負担が大きすぎる。
  • 概論、具体策、日常の工夫してる点などわかりやすい表現でまとめられておりました。
  • COVID-19」いろいろなウイルスににより私たちの生活の変化が急に起こりました。オンラインのセミナーは移動中や自宅にいても、視聴しやすいので私にはありがたいです。これからも遠矢先生のお話を楽しみしています。
  • コロナがもたらす影響を知って良かった。パンデミック後の4つの波や、五味先生の話しはメディアからは聞けない内容で大変参考になりました。
  • 第二波に備える取り組み方を具体的にイメージする事が出来ました
  • 先生方のお話を直接うかがえて大変勉強になった。五味先生の事例と分析が興味深かった。事前アンケートにどのような質問が多かったかも含めての紹介が欲しかった。
  • 訪問時の注意点等が分かりやすく参考になった。
  • 映像とPDF資料があり、振り返り学習できるのでありがたいです。
  • 限られた時間の中で3講師の講義は内容が要約されていて理解ができました。
  • 一事業所としての具体的な感染対策と、それをどのようにアップデートしていったのかというお話、コロナ感染者に接した際の防御の状態からの暴露リスクなど、今ほしい情報を得ることができました。
  • 新型コロナウイルスに関して、とても大事な情報がコンパクトにまとまっていて、とてもよかったと思います。
  • 情報+事例+先生の考えの3つがすべてそろったすばらしいセミナーでした。
  • 今だからこそできることを考えることができたセミナーでした。ひさしぶりにセミナーに参加できて嬉しかったです。ありがとうございました。また定期的に開催してほしいです。
  • 私の地域は感染者が発生しなかったので、発生した地域の実際の状況が聞けて大変参考になりました。
  • コロナ感染対策を弊社でも話し合いを重ねてやってきています。身近の先生方の話を伺う事ができ大変参考に心強く感じました。第2・3・4波の対策 本当に感じられます。これからも連携して安心・安全にご利用者様らしく在宅で過ごせるようケアしていきたいと思います。また是非参加させて頂きたいと思いました。ありがとうございました。
  • 講義でもお話があったように、様々なコロナに関する情報の整理になり、理解しやすかった。具体的な対応方法についても、実際の仕事にいかせるものでした。チームで、地域でという意識が高まりました。
  • 薬局で在宅していますが、今後の対応が甘いと感じたので、先生の講演を参考にし対応していきたい
  • 訪問診療の先生方の考えを知ることができた
  • 実際の現場でどのような対策をしているか、どのような考え方で対応しているか、知ることができてとっても参考になりました。ありがとうございました。
  • 先生方がコロナ禍の中でかんじたことを明確に聞かせていただき参考になりました。五味先生の人生会議の4つのステップで、1と2が肝心なんだとお聞きして腑に落ちました。これまでは1.2に重きを置かず「家族で決めておきましょう」ばかり。解っていてもどうもしっくりいかなかった理由がわかりました。
  • 新型コロナウイルスについてのセミナーを初めて受講した。テレビやネット以外の情報、現場の話を聴けてよかった。
  • 地域のクリニックの生の取り組みが聞けて大変勉強になりました。沢山の情報があふれる中、整理ができました。又、自分たちの試行錯誤しながらの取り組みが間違っていないことを確認できました。ACP人生会議に向き合うタイミングに結びつけたお話は、まさにその通りと感銘を受けました。

新型コロナ疑いの方へ、ご家庭での注意 8つのポイント

「新型コロナウイルスかも?」と思ったとき、生活のなかで何を気をつけたらいいのか。
家族などの大切な人を守る情報をお伝えしていくことも、わたしたちの仕事のひとつです。

厚生労働省・日本環境感染学会の出しているガイドラインを元にしながら、当院・当訪問看護でわかりやすくまとめ直しました。

必要な方がいましたら、ご自由にお使いください。

PDFはこちらからダウンロードできます(A3両面印刷で冊子になります)
 
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当院の新型コロナウイルス感染対策(職員の勤務体制)

当院では、以下のような新型コロナウイルス感染対策(職員の勤務体制)を行っています。
当院作成「職員向け感染予防・感染拡大防止ルール(共通)」より 2020/06/04更新

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2.1. 職員の自宅待機基準とルール
① 社員は出勤前に検温を行ない、発熱(37.5 度以上)した場合は自宅待機とする。
② 発熱がなくても、発熱、咳、息苦しさなど体調不良の兆候が見られる場合にも、出勤しないあるいは出勤前に上長に電話で相談する(上長から院長に相談)。
③ 体調不良者が発生した場合は、感染拡大防止と体制検討するために、クリニック全体で情報共有する。
※「COVID-19診療所・病院のプライマリ・ケア初期診療の手引Ver2(日本プライマリ・ケア連合学会)」のP11新型コロナウイルス感染症状の特徴を参考に院内で決定

2.2. 自宅待機からの復帰(4日未満で症状消失)
① 各種薬剤の内服のない状態で発熱、咳、喀痰、下痢、全身倦怠感などが消失してから、48時間以降に復帰すること。復帰する際も上長に電話で出勤可の承認を得ること(上長から院長に相談)。(症状が消失した日を0日として、3日目からの出勤)。

2.3. 新型コロナウイルス感染症の受診・相談の目安(4日以上症状継続)
① 別紙「コロナ疑い患者」の基準を満たす場合は、「帰国者・接触者相談センター」に相談すること。新型コロナウイルスの感染と診断された場合の就労の再開については、厚生労働省の指導内容に従い別途定める。
② PCR検査陰性または未検査の者については、発症後8日以上経過し、且つ各種薬剤の内服のない状態で発熱、咳、喀痰、下痢、全身倦怠感などが消失してから、72時間以降に復帰すること。復帰する際も上長に電話で出勤の承認を得ること(上長から院長に相談)。(症状が消失した日を0日として、4日目からの出勤)。
2フロー









2.4. 感染対策の考え方
※「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド第2版(日本環境感染学会)」参考
国内外で報告されている医療従事者の感染事例をみると、(中略)日常生活を送るなかで感染するケースも含まれていることが分かります。(中略)手指衛生を励行するとともに、会話をしながらの飲食や長時間の世間話を避けることとします。休憩室や事務室等はこまめに窓を開けて換気を行うか、窓がない場合はサーキュレーターなどを設置して換気を図りましょう。狭い場所に複数の職員が滞在する「3 密」空間を作らない工夫が大切です。会議はウェブ会議とするなど、大勢が物理的に集まる機会はなるべく減らします。また、物品を介した接触感染を防ぐために、共用のキーボードやタブレットはこまめに消毒します。
※濃厚接触の判断:
① 手で触れることの出来る距離(目安1m以内)で、適切な個人防護具を使⽤せず、⼀定時間(15分以上)の接触があった場合
② 患者の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い場合

2.5. 職員個人の感染対策
① 通勤・勤務中は、飲食時以外はマスク着用(布マスク可)すること。
② 手指衛生・咳エチケットなどの基本的衛生管理による感染症予防を行うこと。
③ 外出から戻った際は、入室前のアルコール消毒をしてから入室し、必ず手洗いとうがいを行うこと。水道水と石鹸による手洗いができない環境において、アルコールによる手指消毒を行うこと。
※アルコールはエタノール濃度60〜90%が推奨されている。医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド第3版(日本環境感染学会)
④ 予防のための栄養睡眠、免疫力向上など体調管理に気をつけること。また感染防止のため、人混みのなかに入ったら、顔、鼻、目など触らないように心がけること。

2.6. 職域の感染対策
① 不特定多数の人が触れるドアノブ・照明スイッチ・トイレレバー等を(半日に1回以上)消毒すること。各事業所の特性に合わせたルールを実施する。
② 事業所内は、常時換気を行うこと。各事業所の特性に合わせたルールを実施する。
③ 訪問者の入室前のアルコール消毒は必須とする。打ち合わせのための訪問者にはトイレでの手洗い・うがいを必須とする。入室対応者が責任をもって勧めること。

2.7. 車・自転車通勤、時差出勤、直行直帰、在宅ワーク
① 混雑の激しい「7:30~9:00」「17:30~21:00」の時間帯の電車をできるだけ避けて出勤すること。事業所、職種ごとに上長が中心になって、混雑時間帯の乗車総数を少しでも減らすように計画・実行すること。
 自転車・車通勤 事業所所有の自転車・車の使用も可能。自家用車での通勤も検討、駐車場台などの費用的な課題もあるので事業所単位で計画的に行う。
 車に乗り合い通勤 前項の車通勤者は、同じ方面のスタッフと乗り合っての通勤を計画的に行うこと。
 時差出勤・直行直帰・在宅ワーク 事業所、職種ごとに上長が中心になって、混雑時間帯を避けるシフト(時差出勤)や直行直帰・在宅ワークを計画的に行うこと。
② 時差出勤や在宅ワークができない事業所・職種の方など、混雑時間帯の乗車を避けられない場合はマスクを着用し、できるだけつり革や手すりを持たない、顔、鼻、目など触らないようにすること。降車後はアルコール手指消毒を行うか、できるだけ早いタイミングで水道水と石鹸による手洗いを行うこと。


「女性セブン3.19号」に作業療法士 村島久美子の記事が掲載されました。

2020/03 「女性セブン3.19号」に作業療法士 村島久美子の記事が掲載されました。

女性セブン表紙

『伴走介護』というコーナーの中の「認知症の人にとっても光は重要 家でも外光を取り入れる工夫を」というテーマの記事です。

同コーナー内の記事も大変役立つ内容となっています。ぜひお読みいただければと思います。


200218 ひだまりワークショップ第二回「多職種で関わる摂食嚥下と食事 -正しい知識から問題点を発見しよう」

2月18日(火)は第二回ひだまりワークショップでした。今回は「多職種で関わる摂食嚥下と食事 -正しい知識から問題点を発見しよう」というテーマで、地域の医療介護職向けのセミナーを実施しました。

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当院の摂食嚥下障害認定看護師である青木看護師と管理栄養士3名による嚥下食についてのレクチャーでは、実際にキュウリをそのまま・スライス・きざみの3形態で食べていただき、きざみ食の問題について体感していただきました。

青木Ns

ゲストスピーカーとして、世田谷区で訪問歯科診療で活躍されている粟屋剛先生から「要介護高齢者の口腔とその歯科的対応について」をご講演頂きました。
さすがに豊富な症例提示とともに口腔ケアのピットフォールについて分かりやすく解説していただきました。

粟屋先生

食機能の低下には様々な要因があり、多面的なアセスメントから導かれる介入を丁寧に行うことで、回復できることも多いです。
今後、世田谷における事業所を超えたNSTチームを構築し、定期的な事例検討会などで地域のレベルアップを図っていけたらと考えております。

次回のひだまりワークショップは、4月16日(木)を予定しております。

★訪問栄養相談については、こちらをぜひ御覧ください!

http://sakura-urban.jp/home_medical_care/visit_nutrition_consultation.html?fbclid=IwAR3tEQPSRJMlsjmJDoE1hy8eyEiVGZ-2_Dz_46vn2to4diulpFt6kSgln7Q#020


北海道庁主催 認知症初期集中支援のフォローアップ研修会

20200210 砂川市立病院の内海久美子先生からのお招きで、札幌での北海道庁主催の認知症初期集中支援のフォローアップ研修会に遠矢院長が参加いたしました。
北海道の各地で本事業に携わる様々な職種の方々が150名ほど集われました。

20200210 北海道庁主催 認知症初期集中支援のフォローアップ研修会
20200210 北海道庁主催 認知症初期集中支援のフォローアップ研修会2

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認知症初期集中支援は、2018年に全国すべての自治体での実施が義務づけられ、各々の地域での取り組みが広がっていますが、当然ながら主体となる組織や持てる人的リソースも異なるため、事業の運用や活用度合いもかなり違っています。

「どういう事例を扱うべきなのか」「初期というより、かなり進行した困難事例が多い」などの意見が多く聞かれました。北海道でも地域包括支援センターによる支援との役割分担などを模索されているようです。

前半は私から認知症初期集中支援の実践とそこから見えてきた課題についてお話させて頂きました。本事業は認知症の経過において「空白の期間」と言われる早期支援、診断後支援の欠落が生じている現状です。その重要な時期に可能な限りご本⼈の意向や価値を理解し、その後の生活や人生を希望あるものになるようにすることがそもそもの大切な目的です。そうした本来の初期集中⽀援が展開されれば、その後生じ得るBPSDへの予防をもたらし、危機対応や問題対応は減るでしょう。

しかし現状では、地域における唯一の認知症専門チームという認識のもと、認知症の進行による生活の破綻やBPSD症状が出現しているような困難事例に対して、初期集中支援チームに支援要請がなされていることが少なくありません。

このことは認知症の人と家族の会から出された「認知症の人も家族も安心して暮らせるための要望書(2019年版)」でも指摘されていることです。

そのように講演でお伝えしたあと、質疑応答で真っ先に出たのは、「そうは言っても、うちの地域には専門職も少なく、認知症専門チームをいくつも作ることは出来ない」という意見でした。確かにそれが現実なのでしょうう。世田谷でもさほど状況は変わりません。しかし、ならばなおさら、ささえる人たちが初期支援の意味やその重要さをしっかり再認識して取り組む必要があると感じました。

後半の事例検討では、2つの地域から非常に複雑な要素を持つ困難事例が示されたが、様々な機関やサービスと連携しながら、丁寧に支援し続け、問題解決を図るプロセスが素晴らしかったです。すでにかなりのケースを経験しておられるようで、こうしたチームが地域にあることの頼もしさを感じました。

こうしてそれぞれの地域での認知症ケアへの実践が高まっていくことでしょう。今後さらに増えていく見込みの認知症に対して、今一度この「初期集中支援」の意味と目的を考える必要があると考えています。

遠矢純一郎
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多職種連携を支えるマインドと仕組み ー世田谷区の取り組みー

20200130 秋山正子さまからのお招きで、新宿区介護サービス事業者協議会にて「多職種連携を支えるマインドと仕組み ー世田谷区の取り組みー」というテーマで遠矢院長が講演をしました。
平日午後にもかかわらず、ケアマネさんや介護事業に携わる100名近い方々が集われました。

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秋山さんからの「介護事業者の方々が元気になるようなお話を」という、かつてないお題に苦しみましたが、当院のスタッフは院内外の多職種との協働において、より機能的なチームワークの向上を目指して積極的な取り組みを行っており、その実践をまとめつつ、在宅医療におけるチームビルディングについて考えてみました。

前半は院内の様々なプロジェクトを紹介しつつ、それが生み出された背景や仕掛けを考察しました。
時の流れとともに変化していくチームにおいても、常に理念やミッションを共有し、仕事への情熱と自分たちらしさ、己のモチベーションと互いをリスペクトしながら協働する関係性を維持していくには、組織として錆びないための努力を怠ってはなりません。

後半は世田谷区や地域の連携先と共に取り組んでいる認知症初期集中支援やBPSDケアプログラム、認知症在宅生活サポートセンターなどの事業について、その実際をお伝えしました。
これらに共通するのは、ケアの持つ力がその人らしくあることや尊厳をささえ、強みを引き出し、認知症になっても希望を持てる社会を作っていこうという基本理念です。

なかでもBPSDケアプログラムは、認知症の方の行動心理症状に対して、症状をスコア化(見える化)した上で、関わる介護職の方々の観察や実践を振り返りながら、ご本人が感じているストレスを慮り、それを緩和するためのケアを考え、試行していくというものです。安易に薬に頼らず、可能な限りケアの持つ力で解決を図っていく。東京都が開発し、普及を進めているこのツールを活用することで、介護にアセスメントする視点と面白さを持てるようになるだろうと考えています。

認知症の方たちの笑顔やその人らしさを引き出し、そんなことができるの?!という驚きと感動を自分に見せてくださるのは、いつも一番近くで身体と心に寄り添っておられる介護職の力によるものです。介護という仕事は、もっと尊敬されるべきだし、そこに誇りと自信の持てる社会であるべきと心から思います。

遠矢純一郎
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