月別アーカイブ: 2013年9月

インフルエンザワクチン接種のご案内

今年のインフルエンザワクチン接種は

2013年10月1日(火曜日)からです。

ワクチン接種の予約は不要です。 念のため来院前に在庫確認のお問い合わせいただけると確実です。(TEL: 03-3429-1192)

1. 接種金額

3,000円 (1回目、2回目同様)

下記の方は世田谷区より費用助成が受けられます

<接種当日1歳~15歳までの方>
自己負担金額:2,000円

<平成24年12月31日までに65歳以上になられる方>
自己負担金額:2,200円

また、満60~64歳で心臓、腎臓、呼吸器、HIVによる免疫機能障害が身体障害者手帳1級相当の方については申込みが必要です。世田谷区保健所感染症対策課(TEL : 03-5432-2437)までお問い合わせください。

2.接種受付時間
月曜日~土曜日 9:00~12:00 / 14:00~18:00

3. 当院で使用しているワクチンの保存剤について

当院ではチメロサールを保存剤として使用したインフルエンザワクチンを主に接種しております。妊婦及び妊娠の可能性のある方にはチメロサール以外の保存料を使用したワクチンをご案内させていただいておりますので、お問い合わせください。また、上記の方以外でチメロサールが含まれないワクチンをご希望の方は、来院時に受付にその旨お伝えいただき、医師とご相談ください。


外来の、少しだけ混雑がやわらぐ時間帯

外来事務の長田です。
ここ数日は過ごしやすい気温となってきました。少し肌寒ささえ感じるほど
です。寒暖の差も大きくなり、外来には体調を崩してお見えになる方が増えて
きています。そして、インフルエンザの予防接種も始まる10月からは、例年当院
の内科・小児科・消化器内科の外来も本格的に混み合ってきます。当院の医師
としては、(文字通り)休みなく次々と診療に臨むのですが(もちろん、できる
だけ丁寧に)、それでもやはりお待ちいただく場合が出てきてしまいます。本
当に心苦しいことなのですが、、、

さて、そのようななかにあって、じつは比較的空いている時間帯というのもあり
ます。それは、火曜から金曜の午後14時~16時頃です。日ごとのご来院状況に
よってお約束はできないのですが、運がよければぽっかりと空いている幸運(?)
の時間帯なのです。
お待ちいただくことに対する根本的な解決ではないのですが、お時間の調整が
つく方はぜひ上記の時間にご来院ください。
私どもとしましても、できるだけお待たせしないよう、これからも工夫を検討
してまいりたいと思います。


遠矢院長が「在宅医療導入のメリット」について講演しました。

当院の院長である遠矢純一郎医師が、やさしい手(介護事業所)主催の講演をおこないました。

「在宅医療導入のメリット」について講演してますので、在宅医療に興味がある方や在宅医療のことをもっと知りたい方には大変参考になる内容となってます。

是非ご覧下さい。


大きな目標への小さな工夫

こんにちは、桜新町アーバンクリニック 外来事務の大草です。

皆さんは「内視鏡」ってご経験ありますでしょうか?
人によっては、二度とやりたくない・・・という方や、
健康管理のため毎年やっています!という方もいらっしゃると思います。

さて、内視鏡では施術前に「キシロカイン」というお薬を口に含んで頂き喉の局所麻酔を行います。
これは、内視鏡で使うチューブを口から胃まで挿入する際、喉を通過した辺りで発生する嘔吐反射を
なるべく抑制し、円滑に検査を行うために実施するものです。
が、、このキシロカインというお薬、5分程お口に含んでいただくのですが、、非常に苦いです。
人によっては5分も含めない程で、うまく麻酔が出来ないケースもありました。
当院では、そんな方への対策としてスタッフが考える様々な試みを実施しています。
(例えばお薬を非常に低温にすることで、苦味を軽減させる等・・)

法人の理念である、「患者視点の医療」を実現させるという大きな目標に、
このような小さな工夫を積み重ね、スタッフ全員で「患者視点の医療」を実現できるよう頑張っています。

内視鏡は経験あるけど、、、薬が苦くて麻酔があまり効かなかった・・・という方や、
内視鏡はちょっと怖くてできない・・・という方、内視鏡に限らず
当院では出来るだけ患者様の心身の苦痛が少なくなるよう、医師、看護師、事務が
一体となって取り組んでいますので、お困りの際は是非ご相談ください。

 

 


引き続き、熱中症に要注意!

竜巻や突然の豪雨など激しい気象に驚きますが、もうすこし続く暑さのなか、
まだまだ熱中症に対する注意は必要です。外来でも暑さに体調を崩して来院されるかたが多く、
お彼岸までは暑い日もあるでしょうから、この機会におくればせながら熱中症について情報提供したいと思います。
十分な準備と対処で、のこりの夏を乗り切りましょう!
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熱中症で大切なのは、「予防可能」なことです。

「高温」や「多湿」の環境が体に影響を及ぼし、脱水と熱により起こる身体の機能不全が熱中症の本態です。
予防の要は3つ;(1)暑さを避ける(2)水分の補給(3)塩分の補給
です(と書くとあたりまえのようですが、繰り返します)。
暑いところにいなければ熱中症になることはありません。
また湿度が高いと気温・室温が低くても熱中症になりやすくなりますので、湿度を下げることも意識する必要があります。

対策としては…

・日傘をさす。
・帽子をかぶる。
・扇風機や空調(エアコン)を使う(室温28℃、湿度70%以下目標)。
・日陰を選んで歩く。
・朝のうちに打ち水をする。
・ブラインドやすだれを垂らす。
・テントを張り、軒を出す(屋外での活動時)。
(環境省 熱中症保健マニュアルより)

 

水分補給は、汗をかいたり喉が乾いたら十分な摂取は鉄則です。

入浴や睡眠時も汗をかきますので、入浴後や起床時に水分補給をしていただくのが良いでしょう。
塩分に関しては、通常通り食事をする場合にはさほど神経質にな る必要はありません。
しかし、汗をかくと水分とともに塩分も失われます。大量の汗をかいたときは塩分補給にも注意しましょう。高温多湿環境に長時間いるときも、水分と共に塩分摂取を励行ください。
補給には、スポーツドリンクや経口補水液(オーエスワンなど)が有効です。冷水(5~15℃)と梅干しのような組み合わせもいいですね。
糖分があると小腸での水と塩分が吸収されやすくな るとも言われていますが、市販のスポーツドリンクは糖分が多く、2倍程度に薄めての飲用をお勧めします。
心臓病、高血圧、腎臓病、糖尿病等で水分制限・塩分制限や 糖分制限がある場合には担当医にご相談してください。
参考サイト:
環境省 熱中症予防情報 http://www.wbgt.env.go.jp/
環境省 熱中症保健マニュアル http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html

【熱疲労や熱中症の症状】

上記の注意をしていても、体調を崩されることがあります。
特に炎天下で活動し、水分摂取・塩分摂取を行っているが体温上昇で体調を崩す場合や、屋内にいるから大丈夫とおもっている場合に、気分不快や嘔気・頭痛・倦怠感などをおこし、来院される方もいらっしゃいます。

熱中症の症状として注意が必要なのは…

・ずきんずきんとした頭痛
・めまいや吐き気
・応答がおかしい、呼びかけに反応がないなどの意識障害
・高い体温
・熱い、赤い、乾いた皮膚

 

重症度分類としては、以下の表が参考になります。

www.env.go.jp_chemi_heat_stroke_manual_2-1.pdf
(環境省 熱中症保健マニュアルより)

 

私自身は夏終盤の気温の上下に体がついていっていませんが、十分な準備と対処で、のこりの夏を乗り切りましょう!

参考サイト:
かくれ脱水 http://www.kakuredassui.jp/
環境省 熱中症保健マニュアル http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html
(外来担当 富塚太郎)