医師・スタッフブログ

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長尾和宏先生の映画「けったいな医者」の上映後トークショー

2021/06/20 今日は長尾和宏先生の映画「けったいな医者」の上映後トークショーに出演させて頂いた。
このドキュメンタリーのために、毛利監督は3ヶ月間密着同行されたそうだ。おかげで在宅医が遭遇する様々な事象がまるごと記録されていて、在宅医療の世界観が感じられる作品となっている。
この下高井戸シネマはいわゆる名画座で、ここのセレクトにはファンが多いとのこと。トークショーの回はなんと満席!スクリーンの前に立つのは緊張したが、同じく在宅医療に携わる立場でその意義や面白さについてお話しさせて頂いた。
トークショー終了後にも、サインを求められる監督の傍でたくさんの方にお声かけ頂いた。なかには以前僕が在宅で看取った方のご家族も居られたりと、地元ならではの楽しい経験となった。毛利監督、ありがとうございました!

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遠藤拓郎先生による論文が日臨救急医会誌に掲載されています

2021/03/22 当院で在宅医療の経験のあと、急性期病院の救急部にて活躍されている遠藤拓郎先生による論文が日臨救急医会誌に掲載されています。
救急医として、高齢者施設からの救急搬送の増加に危機感を持ち、施設スタッフへの急変時対応の研修を行った結果、急変時対応についての知識や自信が改善したとのこと。
在宅医療の文脈においても、心肺蘇生などの救命処置が必要な時に、慌てずちゃんとできるように備えておくことは大切なこと。

「有料老人ホームの介護・看護職員を対象とした急変時対応教育プログラムの効果」
日臨救急医会誌 2021;24:1-8


「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」の具現化に向けて

2021/03/15
世田谷区認知症在宅生活サポートセンター
「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」の具現化に向け、実質的な推進計画を検討している。先日その実行部隊となる「世田谷区認知症在宅生活サポートセンター」(認サポ)のメンバーと、認知症施策評価委員との顔合わせが実現。委員長の大熊由紀子さんはじめ、永田久美子さん、中澤まゆみさん、長谷川幹さんという豪華メンバーが、お忙しい中時間を割いて認サポ事務所までお越しくださった。
永田久美子先生からは、本人&一緒にやりたい地域の方や専門職らと合意形成しながら、対話とアクションを積み上げていくことこそが最も大切なこと。会議室では施策はできない、地域の中で醸成されていくものだというお話を頂いた。
中澤まゆみさんからは、4つの推進プロジェクト(*)は、もっと自由に、いろんなひとが入ってやるとよい。できること、面白ことを積み上げていくことが、やがて力になっていくと。
*4つの推進プロジェクトと重点テーマ
1 情報発信・共有プロジェクト
= 認知症観の転換
2 本人発信・参画プロジェクト
= 本人の発信・参加、ともにつくる
3 「私の希望ファイル」プロジェクト
= みんなが備える「私の希望ファイル」
4 地域づくりプロジェクト
= 希望と人権を大切に、
暮らしやすい地域をともにつくる
ゆきさんからは、これらを当事者とともに進めていくこと、当事者からの発信が重要であること。認サポで関わる様々な事業を通じて出会う対象者のなかから、自身の経験や意見を発信できるような方を見いだしていけると良いと。
長谷川幹先生からは、これまで30年以上世田谷区での当事者活動に関わってこられた経験とネットワークをぜひここでも活用して欲しいという心強いお言葉を頂きました。
認知症認定看護師や保健師、作業療法士、PSW、企業や僻地での看護経験を持つ面々で構成された認サポのスタッフは、いずれも認知症ケアや地域づくりの経験が豊富で、ゆきさんからは「一騎当千のスタッフたち」というご評価も頂きました。今回の交流で、認サポに寄せられる期待を実感するとともに、施策評価委員からの力強いサポートを得つつ、「前例を超える、前例を創る」ことにチャレンジしていきたいと思います。
世田谷区認知症在宅生活サポートセンター
https://setagaya-ninsapo.jp/

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毎週水曜におこなっている緩和ケアカンファレンスの一コマ

2019/03/14 昨年から毎週水曜におこなっている緩和ケアカンファレンス、今回の事例は「本人が望まない胃瘻を、ご家族が強く希望している」というケースでした。

詳細はここでは紹介できませんが、臨床倫理の4分割法により課題を整理しながら、本人、家族、医療、QOLについて考えていきました。本人のケアに関わっている看多機の介護スタッフや看護師、ケアマネ、リハビリ、栄養士などを含めた多職種によるディスカッションにより、さらに本人や家族への理解が深まっていきます。
今回はゲストとして、ジャーナリストの浅川澄一さんにもご参加頂きました。浅川さんからは、より当事者に近い立場として「なにより本人の死生観について、どんな風に死んでいきたいかを、本人としっかり聞き出すべき。家族の意見などに左右されるべきではない」とのコメントをいただきました。

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3回目の遺族会(こかげカフェ)を開催しました。

2018/11/23 3回目の遺族会(こかげカフェ)を開催しました。

様々な活動を通して、「当事者でなければ理解出来ない気持ちがある」ということに気づき、今回の遺族会は「ご家族を看取られた男性の方」に限定して声をかけさせて頂き、奥様を看取られた5名の方に参加して頂きました。
看取られてからの期間は数年~数ヶ月と差はありましたが、それぞれ、この期間をどのように過ごしてきたかをお話して頂きました。

その中で印象に残った言葉は、「寂しいと感じたことはないが虚しさや切なさを感じる」と仰っていた方がいらっしゃいました。
今までは何気ないことも会話になっていたが、それが出来なくなったことや、旅行のツアーに申し込みをしようと思っても、2名~と書いてあるので申し込みさえ出来なくなってしまった。など、今までの日常がなくなってしまったことに虚しさを感じてしまうとお話されていました。
他には、落ち込んでいたが、そんなことは誰も望んでいないと思い、無理やり予定を入れるようにしていたら、本当に忙しくなってしまった。とお話される方もいらっしゃいました。
参加された方同士で、「遺品の整理が進まないがどうしたらいいのか」という質問に、「心の整理ができる時期がくるまで何もしなくて大丈夫」といった、当事者の方だからこそできるアドバイスもありました。

今回は男性の方に集まって頂いたので、「どこにスーパーがあるのか分からない」や、「パジャマがどこに売っているか分からない」「スーパーに行っても、どの食材を選べばいいか分からないので、スーパーにコンシェルジュのように何でも相談できる人がいればいいのに」など、今まで家事などやったことのない男性だからこその悩みもあるようでした。
ご近所の方との繋がりや、趣味などを通して生じるコミュニティなどでそれらの問題が解決できることもあることを知り、人との繋がりの大切さを改めて感じました。

大切な方を亡くされた悲しみは決して癒えることはないと思います。ですが、この’こかげカフェ’が、少しでもその気持ちを分かち合え、安らげる場になり、私たちもその気持に寄り添える存在で在り続けたいと思います。
(看護師 赤崎真理)

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Dementia forum X Japanでこれからの認知症ケアのあり方についてお話しました。

2018/04/25 スウェーデン大使館で行われたDementia forum X Japanというイベントに参加させて頂きました。これは日本とスウェーデン国交150周年を記念して、スウェーデンにて2015年より開催されている「Dementia Forum X」を、初めての海外開催として日本で開催されたものです。訪日中のシルヴィア王妃もご臨席され、王妃の変わらぬ認知症への強い関心と王妃ご自身のお母様が認知症を患われたことから始まったシルヴィアホームや多職種への認知症教育を目的としたシルヴィア財団の取り組みについて、自らスピーチされました。

私がKarolinska instituteによる「一般医のための認知症ケア修士課程」(これもシルヴィア財団による寄付講座)を約2年半かかって修了し、シルヴィア・ドクターの称号を頂いてからはや2年経ちます。その間にも在宅医療はもちろん、初期集中支援や東京都のBPSDケアプログラム、看多機に認知症の方にやさしいデザインを採用するなど、様々な形で認知症への関わりの機会を頂いているので、それらを少し総括しつつ、これからの認知症ケアのあり方についてお話させて頂きました。

会場にはKarolinskaの講義でも教わったWillhelm Hofmann先生も来られており、私のスピーチを喜んでくださいました。シルヴィア財団による教育プログラムは、介護士、看護師、医師に加え、作業療法士などのセラピストに対する専門教育にも取り組み始められたそうです。オンラインで完結する体系化された質の高いカリキュラムと世界から集まる受講者間のディスカッションは、他では得られない学びに溢れています。ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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在宅医療部の「8周年記念誌」が完成しました!

桜新町アーバンクリニック在宅医療部の「8周年記念誌」が完成しました!
これまでも、3周年誌、5周年誌と作成してきましたが、それぞれの「今」を表現しています。
日々の診療やケアだけではなく、様々なことに挑戦し、常に変化し続けるクリニックだからこそ、こういった形にしてみました。

この記念誌を作成するまでも、編集チームを立ち上げて1年、日々の業務をしながらの作業、しかも、雑誌などの作成をしたこともなく、みんなで手探りしながら進めてきました。途中は「本当にできるのかな?」と心配になることもありましたが、無事に完成いたしました。

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PDFはこちらからご覧になれます。

今回の記念誌は写真を多く載せており、そのほとんどの写真を尾山看護師が撮影してくれました。
元々写真を撮ることが趣味だったようですが、今では写真を学ぶために学校に通っています。その成果として、どれも素晴らしい写真が撮れています。
訪問診療や訪問看護の日常やクリニックの雰囲気、そして私たちと地域や患者様、そのご家族との繋がり、苦悩や喜びなどが伝わると思います。

この記念誌を作成するにあたり、ご協力頂いた患者様、ご家族様、連携先の皆様、インタビューにご協力頂いた皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
改めて、たくさんの方々に支えられてクリニックが存在していることを感じました。
本当にありがとうございました。

連携先の皆様などには順次発送させて頂いておりますが、多くの皆様にも是非ご覧になって頂きたいと思っております。ご希望の方がいらっしゃいましたらお送りしますのでご連絡下さい。
8周年記念誌 申し込みフォーム

(看護師 赤崎真理)

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頑張ってきてくれた看護師の森さんが産休入り。エールを送りました

2017/06/15 4年間頑張ってきてくれた看護師の森さんが来週から産休に入りますので、サプライズの花束贈呈と、学生時代応援団だった風戸先生が学ランでエールを贈ってくれました!

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ビオキッズ2017in世田谷公園に出店しました!

2017/05/28 「外遊び」をテーマに「親子で楽しむ外遊び&子育てフェス」であるビオキッズ2017in世田谷公園に昨年に引き続き2度目の参加をしてきました。
当日は気持ちのいい晴天で、朝から沢山の親子連れで賑わっていました。
子どもと一緒に「楽しむ」「感じる」「気づく」「学ぶ」きっかけになるように企画されたブースが20店以上並んでいました。
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自然の木を使ってはんこを制作する「消しゴムはんこ屋」や昔懐かしいベーゴマブース、割りばしと輪ゴムを使ってゴム鉄砲を作る「カラフルゴム鉄砲作り」などの実際に作ったり、遊んだりするブースから、「食」や「音楽」を通して、感じるブース、今回は、私たちと同じく医療者が出店しているブースも多く出店されていました。

わたしたち、桜新町アーバンクリニックも「森のお薬教室」として、ワセリンに自分で選んだアロマを混ぜて軟膏を作る薬剤師さんの体験をしてもらいました。
前回よりも数を増やしていたはずなのに、あっという間に予約が埋まってしまいました。
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「前回もやって良かったから」や「前回は予約がいっぱいでできなかったから」などと言って下さった方も多くて嬉しくなりました。
子どもたちの笑顔や、パパ、ママと頑張る姿に元気をもらえました。
また、当院に小児科があることを知った親御さんたちが、場所を詳しく聞いてくださったり、地域のイベントを通して知って頂けて良かったです。
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そして、このイベントを開催するにあたり協力頂いた連携先の薬剤師さんたちに感謝致します。
・日本調剤在宅医療部 様
・ファーコス用賀3丁目薬局 様
・ファーマライズ薬局用賀店 様
・アイン薬局池尻店 様

当院では、この他にも地域に向けたイベントを企画しています。詳細はまた告知しますので、お近くの方は是非参加してくださいね。
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(看護師 赤崎真理)