病気について

謹賀新年:おう吐下痢症・感染性胃腸炎

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
1月4日(水)より診療を開始しております。
また本年より土曜診療(朝9時から夜7時まで)は富塚太郎が担当しておりますので、よろしくお願いいたします。

外来では、昨年末より嘔吐下痢による受診が増えています。
東京都では感染性胃腸炎の流行警報を発令して、警戒を呼びかけています。
〈リンク〉感染性胃腸炎の流行警報発令!ノロウイルス等の感染性胃腸炎の発生状況

【症状は?】
吐き気・おう吐、下痢(泥状の軟便から水のような便まで)、発熱は37℃台の微熱から38℃後半まで様々です。腹痛とともに寒気や全身倦怠感などを伴うことも多く、とてもしんどくなります。咳・鼻水などの風邪様症状を伴うこともあります。

クリニックにかかる場合には、
○ おう吐の回数や量、内容(血や黒色のものなどが混ざっていないかなど)、時間
○ 下痢の性状(軟便・水様や血液が混ざっているなど)と回数・量、時間
などについてお伝えいただけたらと思います。

【治療は?】
食事をお休み(絶飲食)にして胃腸を休ませることが第一です。感染している胃腸は動きが鈍く、ちょっとした食べ物でもおう吐を誘発してしまいます。ひとまずは「飲み食い無し」で体を暖かくしてお休みください。最後のおう吐から半日程度経過したら、お茶経口補水液(OSー1など)をひとさじひとさじくらいで慎重に飲んでみてください。おう吐なく大丈夫でしたら、おかゆや柔らかく煮たうどんなどから食事を始めましょう。乳製品や肉など脂肪を含む食べ物や、カステラ・チョコレートなどの糖分を多く含む食品は消化しにくく、おう吐や下痢を長引かせるため避けましょう。またクリニックでは、症状にあわせて制吐剤や整腸剤を処方し、症状を軽減させるようにします。
参考:経口補水液 OSー1 http://www.os-1.jp/index.html
子どもの脱水状態ホームケア講座 http://www.os-1.jp/sp/

【原因は?】
冬の胃腸炎の原因は、ウイルスの感染がほとんどで、感染力の強いノロウイルス、乳幼児に多いロタウイルス、アデノウイルスなど様々なウイルスが原因となります。もちろん夏場に多い食中毒による胃腸炎(サルモネラやキャンピロバクター、腸炎ビブリオや黄色ブドウ球菌、大腸菌など)が原因となることもあり注意が必要です。考えられる原因にあわせて、抗菌薬を選択することとなりますが、ウイルス感染には抗菌薬のようなお薬がなく、また症状にあわせた治療で十分よい経過と治癒が期待できます。

【予防法は?】
胃腸炎にかからないためには、正しい手洗いを適切なタイミングですることが重要です。
前回のブログでも紹介しました
ウイルスなどが伝播するのは、感染した人の便や吐物に触れた手指を介してウイルスが口に入った場合や、便や吐物が乾燥して、細かな塵と舞い上がり、その塵と一緒にウイルスを取り込んだ場合などがあげられます。特にトイレに行った後や調理などで食べ物に触れるとき、食事の前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう

【注意点は?】
吐き気・おう吐が強く、水分摂取や食事が進まない場合(特におしっこの回数が少ないとき)や具合が思わしくない場合などは、脱水などを避ける必要もあり、クリニックに受診いただけたらと思います。また気になることがありましたら、桜新町アーバンクリニックまでお気軽にご相談ください
ホームページ:桜新町アーバンクリニック http://www.sakura-urban.jp/
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皆様のこの一年がよい年でありますよう祈っております。


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