在宅医療部」カテゴリーアーカイブ

家族の木 ~家族志向ケアについて深めよう~

5月20日(水)に当院の杉谷医師による「家族の木」についてのセミナーが開催されました。

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患者様には、患者様を支えておられるご家族がいます。患者様をケアするときに、ご家族も合わせてケアすることが必要でかつ重要であるという、家族志向・家族志向ケアについて学びました。
これらを学んだ後、事例を元にお芝居をしました。このお芝居のシナリオはスタッフが事例を元に作成し、小道具からこだわりました。スタッフによる感情こもった迫真の演技が繰り広げられ、笑いが起こる場面も。

 

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この演技から得られた情報や、人の誕生から晩年期までの人生の経過を円環に描いた家族ライフサイクルを参考にして、家系図を作成し、家族の思いや関係性について仮説を立て、どのような支援や問題が起こりうるかグループ毎に話し合いました。

 

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ケアマネや看護師など他職種に参加していただき、様々な視点で話し合うことが出来ました。また、患者様やご家族に対するさらなる深い関わり方や、患者様を含めたご家族間を円滑にする関わり方についてお互いに意見を交換し合いました。

 

このセミナーで得られた内容を、今後に活かしていきたいと思います。参加してくださった皆様、お忙しい中ありがとうございました。

 

(看護師 石丸結理)

 


聖路加国際大学で看護学生さん向けに講演しました

5月18日に院長の遠矢医師、片山看護師が、聖路加国際大学の看護学生に「高齢社会に求められる看護師の役割 -訪問看護師の視点から-」という演題で、講演をさせていただきました。

参加者は50名程度で、学生さん以外にも急性期病院の看護師さんや看護大学の教員さんも聞きに来ていただいたので訪問看護に対する関心の高さを感じました。

これからますます重要となる在宅医療で、学生さんの関心も急性期病院から在宅に移り変わっているようです。在宅医療で何ができるのか、よい在宅医療はどんなものなのか、、参加いただいた学生さんは自分の進路にも思いを馳せているようでした。

一人でも多くの学生さんが在宅医療に興味をもっていただき、将来、在宅医療の場で活躍していただければ嬉しい限りです。

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第17回日本在宅医学会もりおか大会に参加しました

先週末行われた日本在宅医学会もりおか大会に参加してきました。

一年に一度のこの学会参加も恒例となり、当院からは今年13演題の発表を行いました。

氏名

発表演題

尾山 看護師 グループホーム入居者の便秘解消を目指す取り組み〜排便体操DVDを制作して〜
片山 看護師 認知症初期集中支援チームでの実践からこれからの地域包括ケアシステムについて考える
五味 医師 在宅版肺炎クリニカルパスの開発
篠田 医師 当院における施設看取りの現状〜これからの施設看取りと緩和ケアの可能性〜
永田 看護師 肺炎パスにおける在宅看護師の役割
西田 医師 介護・医療連携におけるカルテの有用性
袴田 医師 医療連携によるオーダーメイド・リハビリテーションの実践
林 看護師 がん終末期における家族へのデス・エデュケーション〜輸液療法を通して家族ケアを考察する〜
村上 事務長 死亡前30日の在宅医療介護費と入院医療費の比較調査
村上 事務長 在宅医療の業務効率化の取り組み〜ディクテーションによる診療録作成サポート〜
北山 副事務長 当直医に対する「死亡診断時の立ち振る舞い」ガイドラインの活用効果
北山 副事務長 地域医療連携支援システムの利用実態
木内 副事務長 代理往診体制の現状

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みんな一生懸命準備し、練習して当日を迎えました。

発表された方々、お疲れ様でした。

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働く場所は違っても同じ在宅医療の領域で働いている方々が、日々試行錯誤しながらも頑張ってらっしゃる姿を拝見し、お互いに労いあえるのも学会参加の醍醐味の一つです。

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終わったあとは、盛岡名物のわんこそばを美味しくいただきました。

1位の記録はなんと150杯!!

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次回大会は東京ビックサイトでの開催予定とのこと。

盛岡で得たたくさんの学びを踏まえ、また次の一年も一日一日患者さんのために世田谷のためにできることを考えつつ歩んで行きたいと思っています。

(薬剤師 大須賀悠子)

 


在宅医療部登山部(正式名称は世界遺産部)

春といえば、新しいことをはじめたくなる季節です。
ということで桜新町アーバンクリニック在宅医療部では、登山部
(正式名称は世界遺産部)が始動しまして、4月4日に初登山へ行って
きました。

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場所は山梨県北杜市にある標高1,660mの日向山。
ここは不思議な山で、山頂が真っ白な砂に覆われてまるでビーチの
ような景観なのです。

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登り1時間半程度で絶景が見れるらしいとの情報で選んだのですが、
当日は曇り時々雨☂

山頂は霧の中で景色はまったく見えなかったですが、持ち寄った
食べ物での砂浜ピクニックはとても楽しかったです。

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気軽に登れる山なので、絶景を見にまた行きたいと思いまーす!

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(看護師 尾山直子)


日本医学会総会シンポジウム「認知症の介護を考える」に片山智栄看護師が登壇

日本医学会総会シンポジウム「認知症の介護を考える」に片山智栄看護師が登壇し、一般市民も聴講される中、認知症の方への看護と初期集中支援について、分かりやすく発表しました。

これから日本中のすべての地域で初期集中支援事業が始まりますので、そのモデルとなるべく、3年間の実践から得た学びを盛り込んだ内容でした。

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毎年恒例のクリニックのお花見 in 砧公園

診療の合間をつかって、全スタッフで砧公園でお花見をしました。ちょうど満開で気持よく、お弁当を食べたあとはフリスビーや缶蹴り、だるまさんがころんだをしました。

1時間弱と束の間でしたが、充電後、みんな元気に仕事に戻りました。

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WHO認知症啓発キャンペーン動画で片山看護師がメッセージを述べました

WHO(世界保健機関World Health Organization)で行われている認知症啓発キャンペーンの一環で、世界中の認知症ケアや研究に関わる人たちからのメッセージ動画が公開されました。
5分弱の動画なのですが、日本からは塩崎厚労大臣をはじめ4名(団体)のメッセージが採用されていて、当院の片山智栄看護師が寄せた「いつまでも自宅で過ごせるように」というメッセージも採用していただきました。動画の1分52秒あたりを是非ご覧ください。

WHO啓発キャンペーン

このような機会を頂いたのは、昨年11月5日に英国大使館で行われた、’Young leaders discussion for innovative ideas to address dementia’に参加したご縁からでした。
詳しくはこちらをご覧ください→http://www.sakura-urban.jp/blog/archives/1252
当院でも、認知症の方がいつまでも住み慣れた自宅で、地域で、暮らしていけるように、診療や看護など様々な活動を通じてサポートしていきます。

(事務長 村上典由)


緩和ケアセミナー ~在宅視点の緩和ケアパスを活用した多職種連携~

3月18日(水)に当院医師の篠田先生による「在宅における緩和ケア」セミナーが開催されました。

がんと診断されたときから緩和ケアが必要であるといわれていますが、医師・看護師・ケアマネジャー・ヘルパーなど地域で関わる多職種が緩和ケアの知識を深め、連携していくことが、患者さんとご家族の生活の質を高めるために必要だと考えます。
「この患者さんの予後はどれくらいなの?」「もっと早くこのサービスを導入すればよかった?」そんな疑問を解消するために、今回のセミナーでは篠田先生が考案した『緩和ケアクリニカルパス』を使用して、より良い在宅緩和ケア実践のための意見交換をおこないました。

在宅での緩和ケア、なかでもがんという病の経過はどうなるのか?、そして予後を予測するには何に注目したら良いのか?について篠田先生から講義があり、その後ケアの流れをパスを通して確認し、症例を通したグループワークをおこないました。
明日からすぐに使える、わかりやすいパスとなってますので、下記動画(15分)とセミナーで使用した資料をご覧ください。



今回は英国でマギーズ・ウエストロンドンを訪れた時の様子を報告します。

1月10日から17日まで、英国へ視察旅行へ行ってきました。今回の視察は、英国の認知症ケアを学ぼうということで、認知症ケアに関わる組織や施設を中心に訪れました。この件につきましては、後日ご報告いたします。

在宅医療で緩和ケアも当院は対応していますので、今回の英国視察の旅程に、ガンの人々の支援をしているロンドンにあるマギーズ(Maggie’s West London)を組み込んで訪れてきました。

マギーズは、ガンを患っている方々とその家族や知人に対して、実践的な心理的・社会的サポートを提供しているNPO団体です。1996年にエジンバラに最初のセンターができて以来、現在のところイギリス全土に15箇所と香港に1箇所あります。そもそもの始まりは、ガンを患っていたマギーさんという方の「死期が近づいている時でも、人生の喜びを見失うべきではない。」という思いを実現しようとしたものでした。

私たちが訪れたマギーズは、ロンドンのチャリング・クロス病院の敷地内にあり、とても明るい斬新なデザインの建物が特徴的でした。

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マギーズに入るとまず誰かしらがそっと寄ってきて、挨拶をしてくれます。今回は、センター長のバーニーさんにお話を伺う機会をいただきました。バーニーさんは、マギーズで働く前は、ガンの専門看護師として長年の臨床経験を持っている方でした。

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バーニーさんが特に強調しておられたのは、ガンを患っている人々やそれを支えている人々との関係性でした。マギーズは医療機関ではないので、医療機関にありがちな医療者と患者という力関係ではなく、共に歩んでいく者であり、当事者の主体的な取り組みをサポートするというのを徹底しておられました。その表れが、自分の好きなときに来ることができるということであり、来れば必ず誰かが迎えてくれるということであり、自分で好きな飲み物を自由に作って飲むことであり、スタッフは記録を取らずに話しを聞くということでありました。もう一つ強調されていたのは、マギーズのスタッフを含めガンの人々を支える人々へのサポートでした。マギーズのスタッフは、週に一度臨床心理士とのカウンセリングがあり、自分たち自身の心理状態を良好に保ち、心理的な疲弊を起こさないように努めておられました。

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マギーズはガンの人々への取り組みですが、その理念は、ガンの人々だけでなく他の病に苦しんでいる人々、例えば認知症の人々にも通じるものがあると感じました。バーニーさん、ありがとうございました。

藤沢市にある小規模多機能施設「あおいけあ」を見学

今日(2015/3/11)は藤沢市にある小規模多機能施設「あおいけあ」を見学し、代表の加藤忠相さんからたくさんお話を伺いました。

あくまで認知症の方(というより人生の大先輩である高齢者)の強みを活かした自立支援という視点と、通い・泊まり・訪問で縦横無尽に支えきる小規模多機能ならではの安心感は、施設ケアへの認識を180度転換させるパワーを感じました。もちろんそこには、認知症への深い理解と、計算された空間、雰囲気、そして組織作りがあってのことだと思います。
地域毎に様々なカタチがあるでしょうが、あおいけあの視点や理念は、ぜひすべての介護者や施設運営者に知っていただきたいと思いました。

加藤様、皆さん本当にありがとうございました。

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