2017/04/4 今日は中国の南京大学EMBAセンター(ビジネススクール)から、日本の在宅医療や福祉についての視察団の方々11名が来院されました。こちらからは在宅医療や訪問看護と地域連携へのICT活用などについてプレゼンさせていただきました。
このところ台湾や中国からの訪問が増えてきています。日本と同じく、医療や福祉以外の分野の方々も高齢者ケアへの参入やビジネスモデルを探っておられるようです。

(院長 遠矢純一郎)
「在宅医療部」カテゴリーアーカイブ
福岡の千鳥橋病院から、園田梨絵先生が在宅医療の研修に来られました
看多機『ナースケア・リビング』に込めた思い ~生活リハビリ~
はじめまして。『ナースケア・リビング』開設準備室の村島です。私は、作業療法士としてこの開設準備室に関わっています。
今回は、この看多機で提供するケアの根幹となる「生活リハビリ」について少しお話します。
「リハビリ」という言葉を聞くと、どんなことをイメージされますか? 病院のリハビリ室で平行棒に捕まりながら歩く練習をしている、または松葉杖で歩く練習をしている・・・といった様子を思い浮かべるかもしれません。
たしかに、そのようなリハビリの方法もありますが、ご自宅には平行棒はありませんし、広く障害物のないリハビリ室はありません。ご自宅にあるのは、廊下に付いている手すりや絶妙な位置に置かれた家具、使い慣れた食器、介護保険で用意したベッドや手すりといったものばかりです。
在宅の「生活リハビリ」は、今生活しているその場にある道具や、ちょっとした動作の工夫をすることがポイントです。 また、リハビリ職と言われる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士だけが行うことではありません。ご本人・ご家族・ケアにあたるスタッフ全てが生活を工夫して“生活しやすくしてみよう”と思うことから始まります。それが、「自律・自立」につながり、”やってみたいこと”の実現や、「自分らしさ」につながると考えています。
例えば、「自宅でのトイレ動作がスムーズに出来るように」と目標を立てた場合、セラピストが自宅のトイレの構造やご本人の動作を評価します。介護スタッフや看護師は広い看多機のトイレでまず練習をし、次に自宅のトイレで練習をします。では、トイレにスムーズに行けたら終わりなのでしょうか。 いえいえ!! トイレへスムーズに行けるようになれば、トイレを心配することや歩くことが改善され、結果的に外に出かけやすくなり、家族と一緒にデパートで外食出来るようになるかもしれません。
一つの動作や活動が、次に、次に・・・とつながっていきます。そうすることで、「自分らしさ」を取り戻したり、”やってみたいこと”が実現出来るのです。
私たちの『ナースケア・リビング』では、医療・介護スタッフが相談し、協力し合いながら、地域で生活されるご本人・ご家族が、どう工夫したら生活しやすくなるか、どうしたら「自分らしく」生活できるか・・・といったことを考えていきたいと思います。

(作業療法士 村島久美子)
マラソン部の活動報告
呼吸器科の専門誌「The LUNG 」に、当院の篠田裕美先生の投稿が掲載されました
ナースケア・リビング 事業所名にこめた思い
看護小規模多機能居宅介護事業所を始めよう!と決めて光陰流水のごとく、時がながれ、毎日が充実しております。今回は、事業所名にこめた思いについてお伝えしたいと思います。
ひとつ、ひとつにこだわりをもっていきたいので、事業所の名前をどうするのか、非常に悩みました。
そもそも、訪問看護ステーションを立ち上げたときに、わたしたちは、プロフェッショナルとしての看護を目指そうと決意しました。在宅看護を提供するプロフェッショナルとしては、介護(ケア)が欠かせません。ケアを知らなければ、疾病や障害を抱えた人や家族を支えることはできません。看護だから、介護だからと分けてしまえるものではないとおもっています。そんな思いから医療看護介護統合の場としてナースケア・ステーションができました。
ナースケア・ステーションが看護小規模多機能型居宅介護事業所(看多機)をつくる、ということはどういうことなんでしょう。
『自分のお家』で暮らし続けるを大切にしたい、ということでセカンドハウスという概念は無くしました。
訪問・通い・泊まり、介護保険サービスのほぼすべてをひとつの事業所で、ひとつのチームで提供するという看多機はそのひとの生活を支えるすべてを担うことになります。
ホッとできるふれあいの場 リビングルーム家族ではないけれど、そのひとにとっての人生を支える存在にわたしたちはなりたい。
医療的ケアをも提供するわたしたちは、生命をもサポートする存在になり得るかもしれない。
人生、生命 = Life ライフ
そのひとがそのひとらしく、生き、暮らし続けるーing
Living リビング
そんな思いと決意、そして責任を感じながら 《ナースケア・リビング Nurse Care Living》 という名前をつけました。
ひとつひとつ、みんなで話し合い、期待や叶えたい夢を出し合っていくプロセスは とても大切なこと。思いを行動へ、夢を実現させるため、わたしたちは歩み続けます。
(ステーション所長 片山智栄)
東京医療センターとの定例カンファレンス
2017/2/23 今夜は当院と東京医療センターとの定例カンファレンス。
今回のテーマは「知ってほしいよ!訪問看護」。急性期病院の医師看護師MSWらに「訪看の使い方」をご理解頂くべく、当院の尾山・五島看護師がプレゼン。制度から1日の動きまで事例を交えた臨場感のある内容が素晴らしかったです。
「特別訪問看護指示書」で何が出来るのか?」
「介護保険と医療保険の使い分けは?」
「入院中の外泊にも訪問看護が入れるのか?」
など、実際的な質問とディスカッションができて、とても有意義な時間になったと思います。
この貴重な機会のために、入念に準備してくれた双方のスタッフの皆さん、ご苦労さまでした。

(院長 遠矢純一郎)
「英国の認知症研究イニシアティブと最新の研究成果」の報告セミナーに参加してきました
2017/2/20 駐日英国大使館主催 の英国認知症研究セミナー -英国の認知症研究イニシアティブと最新の研究成果- に参加してきました。

厚生労働省によれば、国内の認知症の人は462万人(2012年)で高齢者の15%を占め、認知症予備軍といわれ る軽度認知障害(MCI)も約400万人と推計されています。
2025年には、認知症の人は700万人を超え、高齢者 の5人に1人が認知症になると試算されています。国際アルツハイマー病協会が2016年9月に発行した「世界ア ルツハイマー病報告書2016」では、世界の認知症の人の数は、2015年には約4680万人でほぼスペインの人口 に匹敵し、また、2050年には1億3150万人に増加すると試算されています。
認知症は世界的課題になっていますが、未だに治療薬がみつかっていないのが現状です。
そこで認知症に関する研究者たちを、国に関係なくその叡智を集め、研究を促進しよう!というのがイギリスの取り組みです。世界にはたくさんの研究者がいて、それぞれが仮説を立てさまざまな研究をしています。効率的に研究が進むよう、研究成果をシェアし合う場をつくったそうです。
日本における認知症ケアの研究や実績などももっと世界に発信し、世界中の認知症ケアがそのひとにとってより良いものとなりますように、わたしたちも世界に向けて発信していこう、と決意を新たにしました。
駐日英国大使館、大使公邸で開催されたセミナーで、シャンデリアや高い窓、ティータイムなど素敵な時間が過ごせました。

セミナーの内容は臨床研究に関わることが多かったためむずかしかったのですが、大使公邸でafternoon Teaが楽しめてちょっと高貴な気分を味わうことができ、楽しめました!
(ステーション所長 片山智栄)
『かんたき』こんな思いで開設に至りました
2017/2/8、看護小規模多機能居宅介護の申請手続きが終了。
いよいよ、ナースケア・リビング世田谷中町が始動します!
今回は、桜新町アーバンクリニック(訪問診療)、ナースケア・ステーション(訪問看護)がなぜナースケア・リビング(看護小規模多機能型居宅介護)を開設するに至ったのかをお伝えしたいとおもいます。
世田谷区で訪問診療を開始して、もうすぐ9年目になります。
さまざまな疾患、患者さん、ご家族、そして連携先の皆さまに支えられ、学ばせてもらうことで、わたしたちは成長することができ、クリニックの仲間たちも増えてきました。
ただ、そのなかでいつも、もっと患者さんたちの
「自宅で最期まで暮らしたい」
「入院や施設入所はしたくない」
という気持ちに寄り添うことができないかと、葛藤しておりました。
わたしたちの法人には、同じ世田谷区に有床診療所の松原アーバンクリニックがあります。在宅患者さんの入院も可能なため、薬の微調整が必要な場合やホスピス緩和ケアを希望される方などには利用をお勧めすることもできましたが、『自宅で』を支えるためには、違う方法がないかと模索しておりました。
多職種チームで編成された、強固な医療看護セラピストチームがお家生活を支える、おおげさに言えば、そのひとの生き方を支えるチームになるためには介護(ケア)を自分たちで支えることが不可欠だと思うようになりました。
そもそも、どうして入院や入所の選択を余儀なくされるのか。そこには、家族の介護負担や医療的ケアの壁が存在します。
医療依存度が高いケアが必要な方は、一般的な介護保険サービス(デイサービスやショートステイ)が利用しにくくなります。介護職で実施できる医療的ケアが制限されているためです。気管切開されているから、経管栄養やバルーンチューブがあるから、酸素投与中だから、といった理由で利用できない現状がまだまだあります。
自宅で療養生活を継続するためには、家族が介護負担するしかないのです。休みなしの介護が続くと、どんなに愛情があっても、疲労が蓄積します。そんな家族をみて、患者さんは入所や入院を考え始めるのです。
医療依存度が高い方でも、安心して介護保険サービスを利用できるようにしたい。家族が休めるように、お家以外の休まる場所、リビングルームを提供したい。お家での生活が継続できるように、セルフケアを高め、生活リハビリを強化したい。
そんな願いから、わたしたちは看護小規模多機能型居宅介護を選択しました。
医療と看護、そして介護の連携から統合へ。
わたしたちは新しいプロジェクトを始動します!!!
(ステーション所長 片山智栄)
クリニックで餅つき大会を開催しました
2017/1/20 クリニックで2年ぶりに餅つき大会を開催しました。
院内のクラブ活動である「あやしいものづくり隊」が計画、事前準備、買い出し等を担当しました。当日は雪がちらつく寒い日でしたが、地域の方々や、スタッフの家族、育休中のスタッフなどたくさんの方々にいらして頂き、滞りなく楽しい会を行うことができました。10kgのもち米を7回に分けてみんなで餅つきを楽しみました。つきたてのお餅は、きなこやあんこ、大根おろしや納豆などの変わり種まで、それぞれの出身地の味も披露しました。
来年も開催予定ですので、お近くの方は是非遊びにいらしてください。
蒸したお米を石うすに移して、いよいよ始まります!
やっぱり子どもたちには、いちご大福が大人気でした。
今回の目玉は、船木看護師のご実家の鳥取より送って頂いたカニでカニ汁を作りました。産地直送のカニは当日の朝にクリニックに届き、開けてびっくり、まだ動いていました!寒い日のカニ汁で心も体も温まりました。
美味しくいただきました!おいで頂いた皆様ありがとうございました。
(看護師 赤崎真理)



























