在宅医療部

欧州認知症視察報告会を開催しました。

こんにちは。
3月14日(木)に第5回ファミリーセミナーと題し、「欧州認知症国家戦略視察から見えるこれからの認知症ケアのあり方」をテーマとした地域の方々へのセミナーを開催しました。
本セミナーでは、当クリニックの遠矢院長と片山看護師が昨年11月に行った認知症ケアの先進国であるオランダ・フランス・イギリスにおける認知症国家戦略と現場の取り組みの視察結果を報告しました。是非ご視聴下さい。

資料:欧州認知症視察報告会(PDFファイル 11.3MB)

1視察報告:オランダ45分

2視察報告:フランス33分

3視察報告:イギリス18分

4視察報告:日本の現状、まとめ13分

認知症ケアの先進国であるオランダ・フランス・イギリスの認知症施策に共通していたこととしては、主に以下の点が挙げられます。
【共通点】
(1)早期診断、早期ケアの導入
(2)地域の医療・介護体制整備(専門チームの配置)・人材育成
(3)低コストで良質なケア
(4)抗精神病薬使用の低減
(5)認知症に対する理解のある社会・地域作り
(6)認知症についての研究・調査

当日は看護師さん、ケアマネさん、ヘルパーさんを中心に76名の方に参加して頂き、大盛況にて終了しました。
参加頂いた方々へのアンケートでは、回答者の約9割の方から「とても参考になった」との大変有り難い回答をもらいました。また、「認知症ケアは薬よりケアだという自身の考えに確信が持てた」や「本人の意思を尊重する認知症ケアに感銘を受けた」、「セミナーを通して認知症ケアのイメージを持つことができ、自信につながった」などといった大変嬉しい感想も頂き、我々にとっても地域の医療・介護従事者の方が認知症に対してどのような想いを持っているかを理解する非常によい機会となりました。

認知症ケアの先進国であるオランダ・フランス・イギリスの認知症施策に共通していたこととしては、主に以下の点があげられます。

【共通点】
(1) 早期診断、早期支援
(2) 地域の医療・介護体制整備・人材育成
(3) 入院低減・退院促進
(4) 抗精神病薬使用の低減(薬物使用のガイドライン)
(5) ケアラー(家族など無償の支援者)の支援
(6) 若年性認知症対応
(7) 市民への啓蒙、市民の参加
(8) 認知症についての研究・調査

当クリニックにおいても地域で認知症の方を支える取り組み(初期集中支援)を実践し、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けることができる社会の実現に貢献していきたいと考えております。
今後も継続的に地域の皆さんが興味のあるテーマを取り上げたファミリーセミナーを開催していきますので、乞うご期待下さい。

以上


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