診療について

子宮頸がん検診のススメ

寒さが続いていますが、体調など崩されていませんか。

今回は、子宮頸がん検診についてです。
20歳以上のすべての女性にお勧めするがん検診です。
検診ですので、何も症状がなくても受診して、検査で異常の兆候などないか調べましょう。
検査は、生理周期などのお話を伺い(問診)、子宮頚部を目で見て(視診)、子宮頚部から細胞を採取し(細胞診)、診察(触診)という内容です。
細胞診の結果は、当院では2週間程度ででますので、来院頂きお伝えするか、郵送にてお伝えするか選択できます。

桜新町アーバンクリニックでは、
水曜日午前9時から午後6時まで、土曜日午前9時から12時まで女性医師による子宮頸がん検診を行っております。予約制ですが、当日でも予約枠に空きがありましたらご利用できますので、電話にてお問い合わせください。
電話:03−3429−1192

〈参考サイト〉日本対がん協会;子宮頸がん検診

〈子宮頸がんとは〉
他のがんと異なり、若い世代(20歳代〜40歳代)にも多いがんです。
膣からみえる子宮の入り口部分周辺を「子宮頚部(けいぶ)」といい、ここにできるがんを「子宮頸がん」と呼びます。
子宮頸がんの発生には、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連することが知られています。子宮頸がん患者さんの90%以上からHPVが検出されると報告されています。HPVの感染ルートは主に性行為で、8割の女性が感染した経験があるとみられていますが、多くは一過性の感染で終了します。
子宮頚部の軽度異常細胞(異型細胞)が浸潤がんになるのに2~3年かかるといわれていますので、定期的に検診を受けることで、がんになる前の段階で診断することが可能です。
早期がんのうちに発見して治療すれば、ほとんど治癒が望めるがんですので、検診による早期発見が重要です。
〈参考サイト〉apital 子宮頸がんを防ぐには【あなたと頸がん フラッシュ画像】

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年度末も近づき今年度の自治体からの検診助成券が使用できる期限が迫っているため、予約も増えてきます。お早めの受診をお勧めいたします。
〈参考サイト〉世田谷区 子宮がん検診をうけましょう