医師・スタッフブログ」カテゴリーアーカイブ

在宅医療部登山部(正式名称は世界遺産部)

春といえば、新しいことをはじめたくなる季節です。
ということで桜新町アーバンクリニック在宅医療部では、登山部
(正式名称は世界遺産部)が始動しまして、4月4日に初登山へ行って
きました。

image1

場所は山梨県北杜市にある標高1,660mの日向山。
ここは不思議な山で、山頂が真っ白な砂に覆われてまるでビーチの
ような景観なのです。

image3

登り1時間半程度で絶景が見れるらしいとの情報で選んだのですが、
当日は曇り時々雨☂

山頂は霧の中で景色はまったく見えなかったですが、持ち寄った
食べ物での砂浜ピクニックはとても楽しかったです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

気軽に登れる山なので、絶景を見にまた行きたいと思いまーす!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(看護師 尾山直子)


藤沢市にある小規模多機能施設「あおいけあ」を見学

今日(2015/3/11)は藤沢市にある小規模多機能施設「あおいけあ」を見学し、代表の加藤忠相さんからたくさんお話を伺いました。

あくまで認知症の方(というより人生の大先輩である高齢者)の強みを活かした自立支援という視点と、通い・泊まり・訪問で縦横無尽に支えきる小規模多機能ならではの安心感は、施設ケアへの認識を180度転換させるパワーを感じました。もちろんそこには、認知症への深い理解と、計算された空間、雰囲気、そして組織作りがあってのことだと思います。
地域毎に様々なカタチがあるでしょうが、あおいけあの視点や理念は、ぜひすべての介護者や施設運営者に知っていただきたいと思いました。

加藤様、皆さん本当にありがとうございました。

1


ポータブル超音波スキャン

先月末のお昼の勉強会は、ポータブル超音波スキャンについてでした。用賀アーバンクリニックの臨床検査技師の方を招いて、在宅医療部に備え付けの携帯型超音波診断装置であるVscanについて学びました。

IMG_1135

今回は、始めてVscanに触れるスタッフもいたので、まず導入として基礎的なことについて実演指導していただきました。終始リラックスしたムードのなか、医師からも、看護師からも、さらには事務からも活発に質問が飛び交う大変インタラクティブな勉強会となりました。

IMG_1141

心臓から始まり、胆のうや腎臓や膀胱などの識別の仕方、正常な場合や異常な場合のポイントなどを丁寧にわかりやく教えてくださり、とても勉強になりました。後半は、実技指導もあり、たいへん有意義なお昼の時間となりました。

IMG_1155

IMG_1151


当院で餅つき大会をおこないました。

新年明けましておめでとうございます。
昨年は患者様並びにご家族様、地域の連携先様には大変お世話になりました。
今年もどうか宜しくお願い申し上げます。

新年ということで、当院で餅つき大会をおこないました。
当日は地域の方々やスタッフ家族も集まり、総勢30名程で約5kgのもち米を蒸して餅つきを楽しみました。
あんこを入れたり、きなこをまぶしたり、餅を焼いて海苔巻きにしたりと様々な餅を堪能しました。

来年も開催します!

IMG_5498  IMG_5499

IMG_5500  IMG_5501


忘年会旅行in箱根

12月12日~13日まで1泊2日で忘年会旅行に行って参りました。
前回、八ヶ岳に医師・スタッフ全員で行って以来、約3年ぶりの旅行となりました。

今回の目的地は箱根、この時期は紅葉も見ごろを終えて、冬を感じさせる透き通った空気がなんだか気持ちよく感じる気候でした。
お子さん連れの先生方やママさんナースが多数参加してくださり、子供も大人も楽しめる忘年会旅行となりました。

写真を掲載しますので、雰囲気だけでも共有させていただければと思います。
来年はどこに行けるかな~~(^^)

IMG_2957 IMG_2947 IMG_2948 - コピー IMG_2980 IMG_2991 IMG_3004 IMG_3006 IMG_3007 IMG_3014 IMG_3016 IMG_3025 IMG_3043 IMG_3049 IMG_3081 IMG_3094 IMG_3106 IMG_3140 IMG_3237 IMG_3251


在宅医療部「5周年記念誌」が完成しました!

桜新町アーバンクリニックの院長の遠矢です。
今年の7月に、桜新町アーバンクリニック在宅医療部は5周年を迎えました。
そこで「5周年記念誌」を制作致しました。
前回「3周年記念誌」から2年が経過しましたが、その間にも在宅患者数が3倍になり、医師や看護師、スタッフの数も大幅に増えて、オフィスの引っ越しも行いました。
また認知症初期集中支援や地域医療介護連携のIT化など様々な取り組みにもチャレンジを続けています。
2年間の学会発表は40件を越え、見学者も年間100名を越える方が全国からご来訪されています。

これら活動記録を、この記念誌にギュッと詰め込みました。
今回はフルカラー版です。
スタッフの1人が写真好きで、オフィスや現場にもカメラを持ち込んで素敵な瞬間をたくさん撮ってくれました。
また患者さんや看取られたご家族にもご執筆頂き、貴重なご感想を寄せてくださいました。
以下からダウンロード頂ければスマートフォンやPCでもご覧頂けますので、ご興味を持っていただける方は、ぜひご覧になってください。

次の5年に向けて、よりよい在宅医療が提供できるようスタッフ一同がんばっていく所存です。これまで同様、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

【全体版 (23MB)】
http://goo.gl/gAzwKx

【分割版】
1.ご挨拶 (1.99MB)
http://goo.gl/eAaFoN
2.当院の取り組み (3.75MB)
http://goo.gl/CiMLPA
3.活動実績 (768KB)
http://goo.gl/6HbccN
4.掲載記事 (12.7MB)
http://goo.gl/p7TDop
5.スタッフ紹介 (4.26MB)
http://goo.gl/0XkwjK


英国大使館での認知症イベント

11月5日に、当クリニックの看護師の片山、作業療法士の村島、理学療法士の木内が、英国大使館での認知症イベント “Young leaders discussion for innovative ideas to address dementia”に招待され参加してきました。
このイベントは、2013年12月にイギリスで行なわれたG8認知症サミットの後継イベントで、カナダ、日本、米国、ヨーロッパの国々で行なわれているものです。
様々な分野において認知症に関わっている若手専門家から革新的なアイディアを創りあげ、今後の課題に取り組み続けるグローバルネットワークを作っていこうというものでした。
イベントの最後には、参加者で日本版の「若手専門家宣言書」を作成しました。
いろいろな視点を持った人々と議論をする機会となり、大変な刺激を受けました。
認知症は、日本だけでなく世界中での課題であるので、普段の患者さんやご家族との関わりのなかで、その課題を少しずつ解決できる手助けができていければと思っています。

木内英国大使館1  木内英国大使館2

木内英国大使館3  木内英国大使館4


在宅医療部「5周年記念誌」の作成中です!

事務長の村上です。
当院が在宅医療を開始してから5年が経過しました。
これまでに約800名の方の患者さんとの出会いがありました。
これもひとえに、いつも温かく迎えてくださる患者さんやご家族の皆さま、さらには私たちを支えてくださっている医療機関や介護事業所の皆さまのお陰であると大変感謝しております。
2年前に3周年記念誌を発行しましたが、それからの2年間でも沢山の出会いと、様々な取り組みにかかわらせてもらう機会をいただきましたので、それらをまとめた5周年記念誌の発行を準備しております。

2ヶ月前から始めた編集作業ですが、(編集チームが力を入れすぎとの評もあるのですが、、)現在大詰めを迎えております。
今回は、私たちの取り組みのご紹介を写真を多用してご紹介しようと思っていまして、11月中に完成、12月初旬には患者さん、連携先の皆さまにお渡ししたいと思っています。
完成した際は、当ブログにもPDFをアップしようと思っていますのでぜひご覧になってください。

5周年表紙


高次脳機能障害のある人たちへの支援に関して

8月19日(火)に高次脳機能障害のある人たちへの支援に取り組んでいる、ケアセンターふらっとの理事である和田敏子様にお話をいただきました。

復職リハビリ訓練だけでなく、個人の性格や、やりたいことを尊重した支援に取り組んでいられることがわかり、大変に驚きと感銘を受けました。

当日は当院医師・スタッフ20名から様々な質問が出るほどとても興味の惹く内容でした。
近いうちにケアセンターふらっと様のところに見学に行きたいです。


くらら用賀看取りケアセミナー

院長の遠矢純一郎です。

先日くらら用賀で「看取りケアセミナー」を実施しました。

対象は、ほとんどが看取り経験の無いホームスタッフの方々。
皆さん実体験としても、死に向かう過程に向き合う経験が無いので、「怖い」「どうなるのかわからない」「自分になにか出来ることがあるのか?」といった不安を抱えているようでした。

それでも先日くららで看取った方に夜勤帯から朝まで寄り添い、最期を看取ってくださった若い男性ヘルパーさんは、「駆けつけた家族に、どういう言葉をかければいいのかわからなかった」と言うので、「亡くなられた本人には、お別れにどんなお言葉をかけられたのですか?」と聞くと「最期までお優しい方でしたので、『ありがとうございました』と申し上げました」とおっしゃいました。天に召された方への愛情と畏敬、感謝の気持ちこそ、看取りに向きあうときに必要な気持ちだと思いますが、そこに立ち会われたことで自然と学びを得ているようでした。

少人数でしたが、とても充実した勉強会になりました。

くらら用賀セミナー