アーバン日誌
ヤングケアラーとその家族を支える支援について
その他 2026年11月2日

世田谷区子ども家庭課・ヤングケアラーコーディネーターをお招きし、「ヤングケアラーとその家族を支える支援」をテーマに研修を行っていただきました。
ヤングケアラーとは、「家族のために、負担の大きい家事やお世話、気遣いなどを日常的にしている子ども、若者」のことです(世田谷区発行「ヤングケアラーってなんだろう?」より)。
子ども・若者育成支援推進法では、ヤングケアラーを「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」と位置づけ、国や地方公共団体等が必要な支援に努めることとされています。
研修では、世田谷区が実施する「ヤングケアラーコーディネーター」や「ヤングケアラーLINE相談窓口」など、ヤングケアラーとその家族を支える取り組みについて、その支援の内容を学びました(詳しくはこちら)。今後は、地域医療の現場とも連携を深めていきたいとのお話がありました。
在宅医療では、医師、訪問看護師、ケアマネジャーなどが連携し、訪問看護・訪問介護などのサービスの導入や、レスパイトケア(一時的に介護から離れ、休息をとるための支援)の提案を通じて、ご家族の介護負担の軽減を図っています。
わたしたちは、患者さんご本人への医療やケアだけでなく、ご家族が抱える悩みや困りごとにも目を向けることが大切だと考えています。
日々の診療や訪問の中で気づいたことを、必要な支援につなげていくこと。そして、困ったときの相談先として世田谷区の取り組みをご紹介できることも、地域医療を担う私たちの大切な役割の一つです。