在宅緩和ケアサポートパス

取り組み 2023.01.10

在宅医療において、がん患者の緩和ケアの重要性はますます増しています。
個々の状態に合わせた在宅緩和ケアを提供するためには、医療・看護・介護・福祉分野のスタッフの連携が欠かせません。
病状と各種サービスの導入状況を総合的に確認できる可視化されたツールとして、このサポートパスを作成しました。



緩和ケアパスチーム

篠田裕美 医師・森寿江 看護師・林瞳 看護師
 

※篠田医師は現在関医院で勤務されています。

プロジェクトの始まり

自宅で最期まで過ごしたいという希望を支えるのが在宅ケアですが、その実践はなかなか容易ではありません。私たちが在宅医療で関わるがん終末期の方は最期の2ヶ月前後であることが多く、この時期は急速に病状が進んでくる時期でもあります。
「もっと早くサービス(在宅医療や訪問看護、訪問介護など)や情報があればよりよい暮らしができただろう」という課題を解決し、在宅緩和ケアをより円滑に実践するために「在宅緩和ケアサポートパス」を作成しました。

緩和ケアパスについて

パスというと病院で制作・使用されるものですが、本パスは在宅目線で作られた支援型パスです。
在宅のエッセンスが詰まったパスを利用して、より質の高い緩和ケアを提供することを目指しています。

パスの概要

「在宅緩和ケアサポートパス」は、1枚にまとめたパス本体と各種のパンフレットからなります。

在宅医療がはじまってから看取りまでの期間を、 ▶導入期 ▶維持期 ▶看取り期 ▶グリーフ期 とし、さらにそれぞれの期間を「医療」「ケア」「教育」「在宅」のカテゴリーに分け、各期に必要なケア内容や説明するとよい情報の検討ができるようチェックボックス形式でプロセス管理しました。

在宅緩和ケアは医師の視点だけでは困難であることが多いので、今回のパスの作成には、看護師、薬剤師、社会福祉士、作業療法士などの多職種が関わって、その知見を込めました。

緩和ケアサポートパス

パンフレット


ご利用にあたって

当ツールは当院で利用実績があり、効果も確認されていますが、実際に適用される場合には、事前に十分ご検討下さい。
無料で閲覧・ご利用いただくことができますが、当ツールの著作権は当院にありますので、転用あるいは商用のため利用される場合は申請いただきます様お願い致します。
▶申請先:桜新町アーバンクリニック在宅医療部 杉野/夏目 03-5716-5220

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