アーバン日誌
創傷ケアの勉強会について
取り組みいろいろ 2026年9月4日

皮膚は、年齢を重ねるにつれて弾力やうるおいが失われ、薄く、傷つきやすくなります。そのため、腕や足をぶつけたり、衣服や寝具などと擦れたりするだけでも、皮膚が裂けて傷になること(裂創)があります。また、寝たきりなどで同じ姿勢が長時間続くと、体の一部が圧迫されて血流が悪くなり、皮膚が赤くなったり、水ぶくれができたりすることがあります。いわゆる「床ずれ(褥瘡・じょくそう)」です。床ずれが進行すると、皮膚だけでなく、筋肉や骨にまで達する深い傷になることがあります。傷が深くなるほど、治るまでに長い時間がかかるため、早めのケアと予防が大切です。
訪問診療や訪問看護では、裂傷や褥瘡などの傷の状態を確認し、適切なケアを行います。傷の大きさや深さ、炎症の有無などを確認し、その状態に合わせて軟膏や傷を保護する被覆材(ひふくざい)などを選択します。傷を悪化させず、早期の治癒につなげるため、一人ひとりの状態に合わせたケアを行っています。

今回の勉強会では、医師や看護師が、カデックス軟膏の適切な使い方や、治りにくい傷のケアで注意すべきポイント、傷を保護するハイドロサイトなどの材料の選び方について学びました。
今回の学びを活かし、スタッフの医療知識の向上に努めるとともに、より良い医療・ケアを引きつづき提供できるよう取り組んでまいります。
ご協力:スミス・アンド・ネフュー株式会社