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フランスの家庭医ソフィー・サン医師による講演会

2015/10/31に桜新町アーバンクリニックにて、
フランスのリヨンの家庭医であるソフィー・サン医師による講演会
「フランスの医療制度におけるGPの役割〜a pleasure or burden〜」
が行われました。当日は、当クリニックからの参加者に加えて、
医師、学生、ジャーナリストなどの参加者が来られました。

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当日の講演会では、ソフィーさんからフランスの医療制度、
家庭医(GP)の役割、医学生教育、家庭医の研修医制度などの
幅広いトピックについてお話がありました。
また現在フランスの家庭医が直面している問題についても
触れられました。

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講演会後半の質疑応答では、参加者から積極的な質問があり、
活発な意見交換の場となりました。

今後もこのような国際交流の場を通して、他国の良い医療を学び、
日本の医療の向上に役立てると同時に、また日本の良い医療を
積極的に他国に発信していけたらと思っています。

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(当日の様子は、高齢者住宅新聞にも掲載されました。)

 


フランスの家庭医の研修を受け入れました

10月19日(月)から10月30日(金)の間、桜新町アーバンクリニック在宅医療部では、フランスのリヨンの家庭医であるソフィー・サン医師の研修の受け入れをしています。

今回のソフィーさんの桜新町アーバンクリニックでの研修は、世界家庭医療学会(WONCA)の若手家庭医の交換留学プログラムであるFM360(Family Medicine 360 Exchange Program)の一環として行っています。このプログラムは「世界的に交換留学を促進しよう」という考えのもとに、いままではヨーロッパを中心に取り組まれていたのですが、今回は初めてのアジアでの受け入れということになりました。4週間の日本での研修になるのですが、前半の2週間を東京の桜新町アーバンクリニックを中心に、また後半の2週間を九州の頴田病院を中心に研修プログラムが提供されます。

東京での研修プログラムでは、様々な医療機関のご協力をいただき、下記の表にありますように、幅広い医療現場での研修となります。桜新町アーバンクリニックでの在宅医療を中心に、用賀アーバンクリニックでの診療所外来、桜新町デイサービスでの機能強化に特化した通所デイサービス、イーク丸の内での女性専用の健診クリニックの研修に加えて、松村医院、東京医療センター、成育医療センター、王子生協病院で外来や緩和医療の現場も経験する機会を得ることができるようなものになりました。

また週末には、本人の希望を聞いて、24日の土曜日には鎌倉の寺社巡りや、25日の日曜日には浅草散策が予定されており、たくさんの人々との交流と日本の文化の触れ合いの機会も設けようと考えています。

今回の研修プログラムでご協力いただける皆様、本当にありがとうございます。心に残る研修になるようにしていきたいものです。

 

【表】ソフィー医師の研修プログラム in Tokyo

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