開設準備」カテゴリーアーカイブ

ナースケア・リビング世田谷中町 内覧会(初日)

2017/04/20 ナースケア・リビング世田谷中町の内覧会の初日でした。
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開催時間は10~17時、そのうち毎日12~13時がミニセミナーとなり、
本日の五味医師の講演時には、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした!
ミニセミナー: 在宅医療と看多機の連携と展望

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初日1日で、当初想定していたよりも多くの70名以上の方にお越し頂きました。
お越しいただきました方には、この場を借りてお礼申し上げます。

各居室はベッドメイキング済みで、居室ごとに雰囲気が異っていることを確認頂くことが可能となっております。また、特殊浴槽で実際にストレッチャーに乗ることも体験可能となっております。

明日2017/04/21のミニセミナーは遠矢院長です。本日より席数を増やしてお待ちしておりますので、お気軽にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
(事務 上総海人)


ナースケア・リビング世田谷中町のパンフレットができました

2017/04/18 ナースケア・リビング世田谷中町のパンフレットが完成しましたのでご紹介します。
ダウンロードもできますので、ぜひご覧になってください。

NCLパンフレットのダウンロードはこちらから

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ナースケア・リビング世田谷中町 4/20~22 内覧会を開催します!

2017年5月に開設予定の看多機「ナースケア・リビング世田谷中町」の内覧会を開催します。
4/20木~22土の内覧会期間中、毎日12~13時はミニセミナーを開催していますので、
お気軽にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

チラシのダウンロードはこちらから
内覧会のご案内

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看多機『ナースケア・リビング』に込めた思い ~生活リハビリ~

はじめまして。『ナースケア・リビング』開設準備室の村島です。私は、作業療法士としてこの開設準備室に関わっています。
今回は、この看多機で提供するケアの根幹となる「生活リハビリ」について少しお話します。

「リハビリ」という言葉を聞くと、どんなことをイメージされますか? 病院のリハビリ室で平行棒に捕まりながら歩く練習をしている、または松葉杖で歩く練習をしている・・・といった様子を思い浮かべるかもしれません。
たしかに、そのようなリハビリの方法もありますが、ご自宅には平行棒はありませんし、広く障害物のないリハビリ室はありません。ご自宅にあるのは、廊下に付いている手すりや絶妙な位置に置かれた家具、使い慣れた食器、介護保険で用意したベッドや手すりといったものばかりです。

在宅の「生活リハビリ」は、今生活しているその場にある道具や、ちょっとした動作の工夫をすることがポイントです。 また、リハビリ職と言われる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士だけが行うことではありません。ご本人・ご家族・ケアにあたるスタッフ全てが生活を工夫して“生活しやすくしてみよう”と思うことから始まります。それが、「自律・自立」につながり、”やってみたいこと”の実現や、「自分らしさ」につながると考えています。

例えば、「自宅でのトイレ動作がスムーズに出来るように」と目標を立てた場合、セラピストが自宅のトイレの構造やご本人の動作を評価します。介護スタッフや看護師は広い看多機のトイレでまず練習をし、次に自宅のトイレで練習をします。では、トイレにスムーズに行けたら終わりなのでしょうか。 いえいえ!! トイレへスムーズに行けるようになれば、トイレを心配することや歩くことが改善され、結果的に外に出かけやすくなり、家族と一緒にデパートで外食出来るようになるかもしれません。
一つの動作や活動が、次に、次に・・・とつながっていきます。そうすることで、「自分らしさ」を取り戻したり、”やってみたいこと”が実現出来るのです。

私たちの『ナースケア・リビング』では、医療・介護スタッフが相談し、協力し合いながら、地域で生活されるご本人・ご家族が、どう工夫したら生活しやすくなるか、どうしたら「自分らしく」生活できるか・・・といったことを考えていきたいと思います。
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(作業療法士  村島久美子)

 


ナースケア・リビング 事業所名にこめた思い

看護小規模多機能居宅介護事業所を始めよう!と決めて光陰流水のごとく、時がながれ、毎日が充実しております。今回は、事業所名にこめた思いについてお伝えしたいと思います。
ひとつ、ひとつにこだわりをもっていきたいので、事業所の名前をどうするのか、非常に悩みました。

そもそも、訪問看護ステーションを立ち上げたときに、わたしたちは、プロフェッショナルとしての看護を目指そうと決意しました。在宅看護を提供するプロフェッショナルとしては、介護(ケア)が欠かせません。ケアを知らなければ、疾病や障害を抱えた人や家族を支えることはできません。看護だから、介護だからと分けてしまえるものではないとおもっています。そんな思いから医療看護介護統合の場としてナースケア・ステーションができました。

ナースケア・ステーションが看護小規模多機能型居宅介護事業所(看多機)をつくる、ということはどういうことなんでしょう。
『自分のお家』で暮らし続けるを大切にしたい、ということでセカンドハウスという概念は無くしました。

訪問・通い・泊まり、介護保険サービスのほぼすべてをひとつの事業所で、ひとつのチームで提供するという看多機はそのひとの生活を支えるすべてを担うことになります。
ホッとできるふれあいの場 リビングルーム家族ではないけれど、そのひとにとっての人生を支える存在にわたしたちはなりたい。
医療的ケアをも提供するわたしたちは、生命をもサポートする存在になり得るかもしれない。

人生、生命 = Life ライフ

そのひとがそのひとらしく、生き、暮らし続けるーing

Living リビング

そんな思いと決意、そして責任を感じながら 《ナースケア・リビング Nurse Care Living》 という名前をつけました。

ひとつひとつ、みんなで話し合い、期待や叶えたい夢を出し合っていくプロセスは とても大切なこと。思いを行動へ、夢を実現させるため、わたしたちは歩み続けます。

(ステーション所長 片山智栄)


『かんたき』こんな思いで開設に至りました

2017/2/8、看護小規模多機能居宅介護の申請手続きが終了。
いよいよ、ナースケア・リビング世田谷中町が始動します!

今回は、桜新町アーバンクリニック(訪問診療)、ナースケア・ステーション(訪問看護)がなぜナースケア・リビング(看護小規模多機能型居宅介護)を開設するに至ったのかをお伝えしたいとおもいます。

世田谷区で訪問診療を開始して、もうすぐ9年目になります。
さまざまな疾患、患者さん、ご家族、そして連携先の皆さまに支えられ、学ばせてもらうことで、わたしたちは成長することができ、クリニックの仲間たちも増えてきました。
ただ、そのなかでいつも、もっと患者さんたちの
「自宅で最期まで暮らしたい」
「入院や施設入所はしたくない」
という気持ちに寄り添うことができないかと、葛藤しておりました。

わたしたちの法人には、同じ世田谷区に有床診療所の松原アーバンクリニックがあります。在宅患者さんの入院も可能なため、薬の微調整が必要な場合やホスピス緩和ケアを希望される方などには利用をお勧めすることもできましたが、『自宅で』を支えるためには、違う方法がないかと模索しておりました。

多職種チームで編成された、強固な医療看護セラピストチームがお家生活を支える、おおげさに言えば、そのひとの生き方を支えるチームになるためには介護(ケア)を自分たちで支えることが不可欠だと思うようになりました。

そもそも、どうして入院や入所の選択を余儀なくされるのか。そこには、家族の介護負担や医療的ケアの壁が存在します。

医療依存度が高いケアが必要な方は、一般的な介護保険サービス(デイサービスやショートステイ)が利用しにくくなります。介護職で実施できる医療的ケアが制限されているためです。気管切開されているから、経管栄養やバルーンチューブがあるから、酸素投与中だから、といった理由で利用できない現状がまだまだあります。
自宅で療養生活を継続するためには、家族が介護負担するしかないのです。休みなしの介護が続くと、どんなに愛情があっても、疲労が蓄積します。そんな家族をみて、患者さんは入所や入院を考え始めるのです。

医療依存度が高い方でも、安心して介護保険サービスを利用できるようにしたい。家族が休めるように、お家以外の休まる場所、リビングルームを提供したい。お家での生活が継続できるように、セルフケアを高め、生活リハビリを強化したい。

そんな願いから、わたしたちは看護小規模多機能型居宅介護を選択しました。

医療と看護、そして介護の連携から統合へ。
わたしたちは新しいプロジェクトを始動します!!!

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(ステーション所長 片山智栄)


『かんたき』の工事現場に行ってきました

2017/2/1 本日は現在工事中の看多機に見学に行ってきました。

約1万坪の敷地に分譲マンション、サービス付き高齢者向け住宅、コミュニティプラザ、認可保育園も入る一大プロジェクトです。訪問したタイミングが丁度午後の初めでしたので、大手ゼネコンの工事スタッフが大勢集まって申送り(?)をしている最中でした。建物の躯体は完成済みで、これから内装工事に取り掛かる段階ですが、実際、看多機の施設になるスペースに入ると、これまでは図面でしか見てこなかったものが、実寸で迫ってくるので色々感じるものがあり、開設が近づいていることを実感しました。

5月1日の開設を目指して申請をすることになっていますので、あと3ヶ月、利用していただける皆さんにとって最高のサービスになるよう、最善を尽くして準備していこうと思います。これからも準備状況の報告をしていきますので引き続き宜しくお願いします。

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『かんたき』開設への私の想い!!

はじめまして、「ナースケア・リビング世田谷中町」開設準備室の大場哲也です。私は介護福祉士・介護支援専門員の立場から開設準備に携わっています。私は介護職の立場として、開設準備室の「かんたき」にかける開設への想いや、どのような介護を提供していこうと考えているのかを、今後お伝えしていきます!

看護小規模多機能型居宅介護(通称:かんたき)については、これまでのブログをご覧ください。
■2017年春 新しい介護サービスを始めます!(前編)
■2017年春 新しい介護サービスを始めます!(後編)

私自身、在宅・施設と15年近く介護の現場に携わる中で、「このまま家で過ごしたいけど…」と思いながらも、病気の進行や医療管理が難しくなってきたことで、ご本人や介護者の方の負担が強くなり、入院などの選択を迫られ、これまでの生活を諦めなければいけない場面に幾度となく出会ってきました。ご本人やご家族の思いが強いほど、心苦しい選択をされいらっしゃいました。また、私も介護職として本当に寂しい思いをしてきました。

私たちの「かんたき」では、最期まで自宅での生活を続けるための、居場所を作っていきたいと想っています。

ほとんどの介護サービス事業所は、介護職が中心で、医療職はほとんどいません。私たちの「かんたき」では医療職と介護職がひとつのチームとして働きます。介護職が医療職に気軽に相談をして、ケアの提供を行うことができます。医療職が介護職と気軽に話をして、利用者の生活について考えることができます。みんな同じ視点を持ち、気軽に話をしていくことで、ご利用者様、患者様第一の思いを持ったチームになるのだと思います。

すべては利用者や家族が、どんな状態になっても笑顔で暮らしていけるように。私たちは、そんな思いを持って「かんたき」に取り組んで行きたいと思います。

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(介護福祉士・介護支援専門員 大場)


2017年春 新しい介護サービスを始めます!(後編)

2017年春 当院のメンバーが中心になって、世田谷中町で新しい介護サービス(看護小規模多機能型居宅介護、通称:かんたき)を始めます。事業所名は「ナースケア・リビング世田谷中町(Nurse Care Living)」、ご利用者様の暮らし・生活を支え、団欒できる居心地の良いサービスを目指します。
(前編)はこちら

特徴② 東京都最大※の再開発プロジェクト内での新しい在宅介護サービスです。

この事業所は、東急不動産・NTTが行う「世田谷中町プロジェクト」は都内最大のシニア住宅の複合開発プロジェクトの中で開設し、地域の在宅介護支援拠点としての役割を担います。約一万坪の敷地にマンションとシニア住宅、コミュニティカフェ、認可保育所を設け、多世代の人々が交流し気持ちよく暮らしていくための環境が作られます。世田谷初の「かんたき」となる予定です。乞うご期待ください!
※過去10年間で

世田谷中町プロジェクト 公式サイトはこちら
世田谷中町プロジェクト プレスリリースはこちら

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———————— 世田谷中町プロジェクト ————————

■所在地: 世田谷区中町五丁目21番6他(地番)
■分譲マンションとシニア住宅の複合開発では過去10年間で都内最大の開発プロジェクト
 ・全6棟構成の大規模分譲マンション(252戸)
 ・自立の方へ向けのシニアレジデンスと介護が必要な方へのケアレジデンスを併設(251戸)
 ・約一万坪の広大な敷地を活かした、ゆとりのある配棟計画
■地域包括ケアの拠点として、近隣にお住いの方にも開かれた街づくり
 ・定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所や、看護小規模多機能型居宅介護を併設
 ・東京都市大学と連携した地域コミュニティの形成など、産学連携の街づくりを推進
■子育て世代からシニア世代まで『多世代交流型』の街づくり
 ・カルチャールームやキッズルーム、ライブラリーラウンジなど、シニア住宅・分譲マンショ
  ンの共用スペースの一部を相互に利用可能とすることで多世代の交流を生み出す仕組み作り
 ・地域に開かれたコミュニティカフェや認可保育所では、子世代とシニア世代が出会う多彩な
  多世代交流プログラムを予定